半導体内蔵のハイテクファンまで登場!Yoitasブランドのファン4種をレビュー!

  by 古川 智規  Tags :  

今年は梅雨が来る前からすでに暑い。夏はもっと暑くなるようだ。もはや扇風機など何の役にも立たないような気もするが、エアコンをガンガン使うと昨今の高騰した電気代も気になる。ましてや外を出歩く際にはただのファンではどうにもならない。
アクシストラスのブランドYoitas(ヨイタス)は、以前から各種のファンを販売してきたが、今年は本格的な暑さに挑むファンを出してきたので4種類を使ってみた。

Yoitas 360度 首振りファン

「Yoitas 360度 首振りファン」はコードレスの充電式だ。ファンの周囲にLEDが取り付けられているのは自撮りのためではなく、屋外使用を前提としているためだ。例えばキャンプやガーデンパーティー等だろうか。

三脚が付属していて、不安定な屋外でも安定して設置できる。またLEDランプはファンとは別に制御可能で夜間の屋外での照明にもなる。

首振りは最大360度まで可能なので、中央に置いて周囲を囲んだ人に対してまんべんなく風を送ることができる優れものだ。室内に設置すれば仰角の調整もできるので、エアコンの冷風をかき回したりスポットで冷却したりと効率的で経済的なエアコンの使用ができる。

Yoitas コードレス 折り畳み扇風機

取っ手のついた「Yoitas コードレス 折り畳み扇風機」も充電式のコードレスファンだ。このままフックに掛けて使用することもできるが、おどろきの機構が内蔵されている。

実は折り畳み式になっていて、展開すれば普通の扇風機の形状になる。風量制御はつまみで行うが、機械式のロータリースイッチではなく、電子式なので細かい制御が可能。正確には無段階ではないが、それに近い制御ができるので好みの風を作りやすい。

展開して足を伸ばせば1メートル弱の高さになる。よってたたんだ状態で壁掛け、短い脚でデスクトップ、伸ばして床置き等での使用ができる。

Yoitas ミストファン

「Yoitas ミストファン」からは外出時に暑さをしのぐハイテクファンだ。充電式であるのは同様だが、ミストを作る水を入れるためのボトルが付属している。

このボトルでファンの上部のふたを取り、水を注入する。スイッチは2つで、1つはファンの風量スイッチ、もう一つはミストを出すスイッチだ。独立して機能する。

ミストを出しながらファンを回すと勢いよく吹き出すが、このミストを直接浴びて肌に潤いを与えるのもいい。まだ液体の水であるミストが蒸発して気化するときに周囲の熱を奪い、周囲の温度が下がるという気化熱を利用するものなので、少し離して顔全体に風が来るようにするとよい。これは打ち水と同じ原理である。

Yoitas ハンディクーラー

最後に紹介するのは本物の半導体ハイテク品だ。「Yoitas ハンディクーラー」は縦型の筐体で充電式なのは共通している。表側にファンの送風口がある。吸気は両サイドから行う。

裏面は充電ポートとスイッチだ。風量調整と冷却ボタンの2つがある。ファンは通常の小型と同じで風が出る。いわば扇風機モードだ。ファンを回した状態で冷却ボタンを押すと表面のファン送風口の下の部分が冷たくなる。これが冷却モードだ。冷却モード単体では機能しないが、これには理由がある。

インジケーターが青白くなると冷却モード。エアコンのように冷風が来るわけではない。あくまでもブレードが冷たくなるだけなので、首筋や額に直接あてて冷やすということだ。

このハイテクな機構はペルチェ素子という半導体が内蔵されていることによる。この素子に電流を流すと片側は冷たくなり、反対側は発熱するペルチェ効果を利用している。ビジネスホテルにある小型の冷蔵庫で無音のものはペルチェ素子を利用したものだ。冷却側を金属ブレードに密着して配置しているため、冷却モードで冷たくなる。ただし、反対側は発熱するので、放熱をしなければならない。この理由でファンを動かして空冷にしないと発熱し続けるので送風と同時使用になるのだ。

小型なのでリュックに小物固定ケースをつけておけば常時首からぶら下げておかなくても、必要な時に取り出せるので便利だ。ちなみに見境なく電流を流すと結露するほど冷たくなるが、バッテリーの持ちと現実的な冷却効果を計算して電流量は制御されているようだ。よって凍るようなことはないので安心していただきたい。

今やハイテク機器を投入しないと昨今の暑さには耐えられない状況なのだろう。来年はもしかしたらもっとハイテクなペルチェ素子とウォータポンプを組み合わせた強制水冷式でも出るかもしれないと期待しているのだが、そうなればもはや車のラジエーターなので、そこまで暑くならないでほしいと祈るばかりだ。
ライフスタイルに合わせて最適のものを選択して快適なサマーライフを送っていただきたい。

※写真はすべて記者撮影

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

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