長野凌大&長妻怜央インタビュー ドラマ『シークレット同盟』は「1話観たら最後(笑)!」「観たら沼にハマってしまうと思います」

  by ときたたかし  Tags :  

現在放送中のドラマ『シークレット同盟』(読売テレビ毎週木曜0時59分〜(福岡放送毎週月曜日深夜1時29分〜/中京テレビ毎週火曜日深夜1時24分〜/TVerで無料配信中/FODで全話配信)に出演中の、長野凌大(原因は自分にある。)さん、長妻怜央(7ORDER)さんにインタビュー!

松井愛莉さん主演の本作は韓国発の同作名人気コミックの実写ドラマ化で、“ワケアリ”な秘密を抱えた3人が繰り広げる歪な三角ロマンスを、予想外の展開で描くサスペンスです。

回を重ねるごとに衝撃の展開も話題になる本作について、おふたりにお話をうかがいました。

■公式サイト:https://www.ytv.co.jp/secret/ [リンク]

●本作は先が読めない展開や衝撃的なエピソードなど、注目ポイントが多いドラマですよね。

長野:かなり攻めた内容だと思いましたし、僕が演じる役柄が周囲に女性と思われているキャラクターだということや、ロングスパンでのドラマ出演が初めてだったので、自分自身にとっても挑戦でした。最初はちゃんと演じることが出来るか不安で、それが最初の印象でした。

長妻:僕は普段キラッとした作風のものへの出演が多い中で、こういうドロっとしたドラマに、メインキャストで出させていただくことが初めてでした。役柄としても複雑な気持ちの表現が必要なキャラクターだったので、個人的にはチャレンジできてうれしかったです。

●サスペンス要素が主だと思いますが、多彩な世界観も魅力的ですよね。

長野:この作品、ジャンル分けが難しいんですよね。サスペンスとも言えますし、展開が進んで行けば胸キュンのキラキラ系のシーンも出て来ます。さらに登場人物のバックボーンを描くヒューマンドラマ的な展開もありますし、そこが一番の魅力なのかなと思います。分類できないことが魅力のドラマなんですよね。

長妻:僕は原作を読ませていただいた時、「まさかこんなに!」と驚きました。内容自体、ドロドロ、過激な部分も多かったのですが、これがドラマになった時に、実写ならではの面白いものになるなと思いました。あえてドラマならではの展開にしたことにより、サスペンス要素が強くなったり、より楽しめる12話になったのかなと思います。

●おふたりは、詩杏(松井愛莉)に急接近する容姿端麗で狂気のストーカー・律子、そして詩杏がバイトするカフェの料理長で絶世のプレイボーイ・蓮見という役柄です。

長野:僕がどこにいるか分からないくらいの変りようだと思います(笑)。詩杏先輩のために女装して近づいていく狂気のストーカー役を演じています。

長妻:蓮見はプレイボーイでいろいろな女性と浮名を流しているのですが、どうしてそうなったのか、そういう背景も描かれます。思わぬ人物との共通点があり、観ていくとそこまで考えていたのかと驚かされます。

●放送後の反響もすごいですね。

長野:僕のファンの方たちはもちろんのこと、律子そのものを愛してくださる方たちがいることを知った時、すごいドラマなんだなと思いました。

長妻:僕はラーメン屋さんに行った時に「ドラマ観ています!頑張ってください」と店員さんが言ってくださってとてもうれしかったです。でも、食事中に変な行動をしていなかったか心配になりましたが(笑)。

●そして今回初共演でしたよね。お互いの印象はいかがですか?

長野:僕はずっと長妻さんの役者の一面、ライブなど音楽活動の一面を観させていただいていて、クールな方かなと思っていたんです。でも、お話をしてみたら正反対で(笑)。わざとなのか普段からそうなのか、最初は戸惑いました(笑)。現場に入ったら常に明るい方で、僕とも仲良くしてくださって、ありがたかったです。

長妻:最初に会った時は静かだったので、あまりしゃべらないのかなと思ったのですが、年下だけれど僕のボケにグイグイきてくれるし、僕のしょうもいない絡みでも一緒に遊んでくれるんですよ。で、そういう話をメンバー(7ORDER)にしました(笑)。

長野:それは恥ずかしい(笑)。

長妻:そしたら彼は後輩力が高いねと(笑)。

長野:うれしいです!

長妻:話しやすいですよね。あまり年下と話さないし、自分も現場では年下だったりするので、どう接したらいいか分からなかったのですが、俺もう先輩でいけるかも、と気付かされました(笑)。だからうれしかったです。ちょっと年下の子と一緒に仕事ができるようになったので。

長野:長妻さんはこういうことに慣れているのかと思っていました(笑)。でもおかげで僕もお話しやすかったです。

●最後になりますが、ドラマを楽しみにしている方にメッセージをお願いいたします。

長妻:まず1話だけでも観てほしいですね。とりあえず1話を観たら、もう最後まで観てしまうはずです! そこに謎や気になることが山ほど盛り込まれているので、1話を観たらこの『シークレット同盟』の沼にハマってしまうと思います。

長野:もう1話観たらハマると思います(笑)! 毎回衝撃で毎回がクライマックスで、後半に入るといつ終わってもおかしくないほど盛り上がりがずっと続いていきます。また、観る人によって感じ方も異なる作品ですので、何度観ても楽しめる作品になっていると思います。ぜひ観てほしいです!

(C) 「シークレット同盟」製作委員会

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo