コカ・コーラシステムは、レモンサワー専門ブランド「檸檬堂(れもんどう)」から、食事に合わせるために開発し、いつものおかずをより美味しく引き立たせ、みずみずしいレモンを存分に楽しめる「甘くない檸檬堂 無糖レモン」(アルコール分7%,アルコール分5%)を5月27日(月)より全国で発売する。
「甘くない」というからには元々の檸檬堂は「甘い」という認識はあったようだ。確かに、それで美味しいと檸檬堂は大ヒットになったことは事実だ。しかしそれはあくまでもお酒として気軽に飲めるという領域の話で、食事と合わせるとなると話が変わってくる。
そこで同社ではパッケージも書かれている通り「日本の食卓に合う無糖」と言い切って新たに開発したのが甘くない檸檬堂なのだ。
飲んでみると、いわゆるレモンサワーでもかなりレモン感の強い部類に入るだろうか。レモンサワーが香るのはレモンの香り由来の成分もあるが、アルコールによるところも大きい。つまりエタノール臭はどうしてもしてしまうのだ。それを抑えつつ、レモンの香りをまず立たせることに成功したのは、後述する料理に合わせやすく飲みやすいということにつながる。
日本の食卓ということで、いかにも和食のお惣菜というのを中心に同社がペアリングをしたもの以外に、記者独自で油揚げを加えている。これらは食卓にあがるお惣菜の代表格かつ、かなりお安い部類に入り、油揚げ以外はすべて缶詰たちなのだ。
缶詰とくれば、昭和の酒屋での立ち飲み、角打ちが懐かしいという方もいるだろう。そういう方には缶詰のままで割り箸を置いて酒屋気分で楽しんだ方が良い。食器要らずで今風に言えばエコだ。
なお、檸檬堂は従来の製品も併売するので、甘い方がおいしいという方は従来のものを、すっきりとしたレモン感だけが欲しいという方は新製品をそれぞれ手に取っていただきたい。選択肢が広がれば飲み手を選ばないブランドとして認知されるだろう。どちらが好みなのか、飲み比べてみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影