4月24日(現地時間)、スキージャンプの小林陵侑選手(レッドブル・アスリート)がアイスランド北部アークレイリにあるフリィザルフィヤットル・スキーリゾートの特設ジャンプ台を使用し、飛距離291メートルの世界新記録を樹立しました。
Longest Ski Jump World Record 🥶(YouTube)
https://youtube.com/shorts/AsrP4ji_Dtw
Flying Skis ⛷️💨(YouTube)
https://youtube.com/shorts/PhzEZ3pDnps
小林陵侑が291メートル、特設ジャンプ台で世界新記録 約8秒間飛行(YouTube)
https://youtu.be/1qm6YuyLWfE
従来の世界記録253.5メートルを37.5メートルも上回る291メートルの大ジャンプを捉えた動画が、小林選手所属先のレッドブル公式チャンネルなどで公開されています。
誰も達成していない偉業を打ち立てることが、ワールドカップやオリンピックで数々のタイトルを獲得してきた小林選手の長年の夢でした。
ヒルサイズ(安全に着地できるランディングエリアの限界点)が300メートル級のジャンプ台が存在しないのであれば作ってしまおうという一言からこのプロジェクトが始まったといいます。
場所の調査に2年、建設に2か月以上かけたジャンプ台は、標高1115メートル、高低差360メートル、最大勾配36度で下降します。
世界記録樹立のため、2023年からオーストリアやスウェーデンでトレーニングを重ねてきた小林選手。
4月23日には256メートルのジャンプを記録して世界新記録を更新。その後、259メートル、282メートルと次々に世界新記録を更新し続け、4月24日には291メートルの世界新記録を樹立しました。最高速度は時速107キロで、約8秒間空中を飛行したことになります。
小林選手は「長年の夢でした。誰よりも遠くへ飛んでみたいと常に思っていましたし、スキージャンプの限界を押し広げ続けたいと考えていました。今まで経験したことのない規模感でした。最高のチームに恵まれ、夢が叶いました」と語っています。
※画像とソース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000049143.html