東京・神保町のたこ焼き屋『蛸正』(東京都千代田区神田神保町2-14-4)が「めちゃくちゃウマイ」と大絶賛されている。あまりにも高評価すぎて、オープンしたばかりなのに多くの客が訪れる状態に。魅惑のたこ焼きを食べるべく、客が行列を作っている。
たこ焼き割烹とでもいうべきか『蛸正』
『蛸正』はテイクアウトはもちろんのこと、店内で食べることも可能。店内の席はすべてカウンターで、椅子席と立ち食い席があり、焼きたてのたこ焼きを食べることができる。雰囲気としては、立ち食いの「たこ焼き割烹」とでもいうべきか。店内は狭いが、6~7人くらいは入れると思われる。
たこ焼きにはさまざまなテイストあり
今回は立ち食い席で食べた。たこ焼きにはさまざまなテイストがあり、「みたらし」(850円)と「ウィンタートリュフ」(1300円)をオーダー。飲み物は「サッポロラガー赤星(850円)にした。
焼いてもトロトロで球状にならない
「お通し」(500円)として出された半熟卵を楽しみつつ、赤星を飲みながら、目の前で焼かれていくたこ焼きを観察する。これが実に興味深い。このたこ焼き、最初から最後まで、ずっとトロトロ状態。焼いても、焼いても、ずっとトロトロで球状にならない。食べてトロトロなのは理解できるが、食べる前からトロトロで、固形というより液状に近い印象。筆者がたこ焼きに詳しくないからだと思うが、極めて珍しい!
「とけている最中」とでもいうべきか
目の前にやってきたたこ焼きは、やはり球状ではなくトロトロだった。「とけている最中」とでもいうべきか。かろうじて固形を保っているものの、箸でつまめばすぐに崩壊しそうなくらいトロトロ。
つまんだ瞬間から崩壊がはじまる
さっそくつまんでみる。ウホッ! これヤバイ。予想通り、いや、予想以上に、超絶トロトロだった! 箸でつまみ、すぐに口に運ばないと、とろけて皿に落下してしまう。ある意味、賞味期限は「箸でつまんでから3秒」かもしれない。つまんだ瞬間から崩壊がはじまるため、すぐ食べることを強くオススメする。
広がっていく生地の旨味
重要なのはウマイかどうかだが、これ、実にウマイ。「すぐとろけてしまう」というグルメとしての希少性もそうだが、その食感も感動だし、なにより広がっていく生地の旨味がたまらなく良き。
「熱いから」「とろけて心地よく」「さらにウマイ」
さらに焼きたてで、生地がアツアツ。この熱さは重要。単なる推測だが、トロトロだからこそ熱の保温力があるのだと思われる。「熱いから」「とろけて心地よく」「さらにウマイ」の3つの要素のシンクロ率100%。熱さが呼び起こす料理の旨味の増幅。たまらない。
ソースは使用しないタイプのたこ焼き
ソースやマヨネーズなどを使用しないタイプのたこ焼きなので、出されたら、それをそのまま食べる。それでじゅうぶんウマイ。「みたらし」はホースラディッシュが添えてあるので、それをたこ焼きにのせてから食べてもいい。
ただ、「どうしてもソースやマヨネーズをかけたい」というたこ焼き好きの気持ちもわかる。それならば、テイクアウトして自宅や職場で試すと良いかもしれない。
食べに行く価値があるたこ焼き屋
『蛸正』は時間帯によって行列ができる店になっている。お酒やオツマミも充実しているお店なので、ゆっくりするお客さんもいそうだ。よって、店に行っても並ぶことがあるかもしれないが、食べに行く価値があるたこ焼き屋なのは間違いない。うまい。
東京・神保町のたこ焼き屋『蛸正』は、たこ焼き屋なんだけど、店内の雰囲気とメニューの充実っぷりから、立ち食いの「たこ焼き割烹」という感じがした! ウマイしおもしろい! たこ焼きのコース料理もあるのよ。すでに人気がありすぎて行列ができているけど、並んで食べる価値があった! いいぞ! pic.twitter.com/5rSXPwyjar
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) March 30, 2024
神保町のたこ焼き屋『蛸正』のたこ焼きだが、あまりにもトロトロにとろけるので「賞味期限は箸でつまんでから3秒」だと思ってる。箸でつまんだら即食べる! 液状化するから! 崩壊がはじまるから! だがそれが良いッ! アツアツでトロトロうまい😋❤️ pic.twitter.com/Qs8DGkWTuK
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) March 30, 2024