オープン一週間前、急遽延期に 長崎ハウステンボスの新感覚ライドアトラクション「ミッション・ディープシー Xsenseライド」って?

  by ときたたかし  Tags :  

長崎・ハウステンボスは、2024年3月15日(金)にオープンを予定していた新アトラクション施設「ミッション・ディープシー Xsenseライド」の運行を延期すると発表しました。オープン一週間前に発表されたリリースが以下になります。

■新アトラクション施設「ミッション・ディープシー Xsenseライド」オープン延期のご案内:https://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/company/pdf/240308_htb07.pdf

ハウステンボス(所在地:長崎県佐世保市)は、2024年3月15日(金)に予定していた新アトラクション施設「ミッション・ディープシー Xsenseライド」のオープンを準備期間の延長が必要と判断し、急遽延期させていただくこととなりましたのでご報告いたします。 本アトラクションを楽しみにされていたゲストの皆さま、また関係者の皆さまには多大なご迷惑をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。 なお、延期の期間・オープンの詳細につきましては確定次第、改めてご案内いたします。何卒よろしくお願い申し上げます。

ハウステンボス会長の坂口克彦さんも以下のようにポストしてお詫びしています。

この「ミッション・ディープシー」は、Xsenseライドの最先端技術により、鳥肌が立つような没入感とリアリティに包まれるロングフリーフォール体験が味わえるというもの。

海洋博物館を訪れたゲストに与えられるのは、深海13,000mで消息を絶った仲間の救出ミッション。ゲストは探査艇に乗り込み、映像と音響・アクションシートの融合によって生み出された未知の深海へと引き込まれていきます。

ストーリー

古びた海洋博物館の奥に隠されていたのは、最新鋭の深海探査基地。

そこでは今、深海13,000mで消息を絶った探査艇“オリオン”の捜索に向けた緊急対策会議が開かれていた。

オリオンに積載された酸素が尽きるまで残された時間はあとわずか。

タイムリミットが迫る中、対策本部はその場に居合わせたゲストを試験運用中の探査艇“アレイオン”に搭乗させて救出に向かわせることを決定した。

そして、深海に辿り着いたその先に待っているものとは…。

また、一般的な映画館の2倍以上のコントラスト比を実現する高精細LEDスクリーンを前面(幅8m×縦3.5m)と天面(幅4.7m×縦4.3m)に設置。プロジェクターでは表現できない深海の光景が頭上にまで広がり、まるで包まれているかのような映像体験を楽しめるほか、全編にわたり音響の質を重視。施設全体で合計81台の高品質スピーカーを使用しているとのこと。なかでもメインショーに関しては、7.2.4ch(11.2ch)のシアターサウンドシステムにより大迫力の立体音響空間を生み出すことに加え、繊細な表現を可能にするミキシングスタジオ仕様のスピーカーを、全シートの近距離に配置。館内を縦横無尽に駆け巡る音とシートを包み込む音が織りなす究極の聴覚体験を実現します。風や背中を突くような特殊効果を体験できる、モーションライドシートも搭載。映像や音響と一体になった超精密なモーションで、かつてない臨場感・緊張感を生み出すとのことです。

なお、開業日は未定のようですが、スリル満載のオリジナルストーリーで繰り広げられる、息をすることも忘れてしまうほどの新感覚ライドアトラクション体験に期待です!

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo