映画『カラフルダイヤモンド〜君と僕のドリーム〜』インタビュー 「今を本気で生きている僕たちを映し出してもらったドキュメンタリーに」

  by ときたたかし  Tags :  

「TBSドキュメンタリー映画祭」が今年も開催されますが、同映画祭カルチャ―・セレクションの追加ラインナップとして、BOYS AND MENの弟分・カラフルダイヤモンドに密着した、映画『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』が上映されます。

「カラフルダイヤモンド」は、東海地区を中心に活動するボーイズグループ。「ボイメン」の愛称で知られる名古屋発のエンターテイメントグループ「BOYS AND MEN」の弟分である「ボイメンエリア研究生」が、5年間の活動を経て研究生を卒業。2023年に新生グループとしてデビューした彼らの“いま”を追いかけたドキュメンタリー映画です。

自分磨きに無我夢中な“いま”を届ける注目作について、カラフルダイヤモンドのメンバーのうち、小辻庵さん、設楽賢さん、内海太一さん、國村諒河さん、岡大和さん、中下雄貴さん、古川流唯さん、高垣博之さんにお話を聞きました。

■公式サイト:https://bak.boysandmen.jp/

●映画祭での上映、おめでとうございます。最初に自分たちのドキュメンタリー映画ができると聞いた時はいかがでしたか?

小辻庵:まず映画が決まった時の率直な気持ちなのですが、本当に自然な感じで映画の撮影や準備が始まって、グループみんなで集まって「映画が決まりました!」というスタートではなかったので、全然実感が湧いていなかったです(笑)。ぼんやりした状態で「本当に映画を撮るのかな?」という気持ちが最初にあったことが一番印象的だったのですが、結果的にこうして素敵な映画になったのでうれしく思います!

設楽賢:最初は一番にはてなが浮かんできて、「えー! 映画ですか?」みたいにびっくりしました。撮影もいかにも映画の撮影という感じではなくて、本当に日常に密着したドキュメンタリーだったので、気持ち的にも撮影「今しているぞ」みたいな切り替えたような感覚もなく、日常を自然に切り取っていただきました。いざ形になってみたら本当にしっかりと一本の映画になっていたので感動しました。ありがとうございます!

内海太一:実は撮影は僕たち一人ずつのインタビューから始まったのですが、その前日にやることを知りまして。それまではスケジュールに「TBSさんで撮影があります」と聞いていたので、コメント出演か何かなと僕たちは思っていたんです。なので最初はびっくりしすぎて、まったく受け入れられなかったですね。撮っていくうちにだんだん実感が湧いてきて。今日完成した作品を観て映画やと(笑)。ようやく実感が湧いてきた感じです。

國村諒河:そのスケジュールとともに事務所の社長からは「ドキュメンタリー映画が決まりました。明日の撮影本気で挑め、頑張れ!」と連絡も来ました。本気で今の自分たちの思いをぶつけて来いという激励をいただいたので、なんだかすごいことが始まるなというワクワク感が最初はすごかったですね。どんどん撮っていくうちに本音などもいろいろを話していくので、どういう最終形になるんだろうというドキドキとワクワクでした。

●完成した映画をご覧になっていかがでしたか?

岡大和:感想を率直に言うと、僕たちの過去もずっと辿っていってくれていたので、あの時メンバーはこう思っていたのかなど、知らない部分もいっぱいあったんです。僕たちが知らない部分があるってことは、ファンの方たちはもっといろいろなこと知れる作品になっていると思うんです。楽しみ方は人それぞれだと思うので、どう楽しんでいただけるかが自分の中で考えさせるところがあって、なんだかうれしい気持ちになりました!

中下雄貴:映画の中にカラフルダイヤモンドのありのままがあって、今まで辿ってきた道中で思ったこと、感じていたこと、それこそ本当に悩みやメンバー同士の言い合いや葛藤などもあり、そういった面でもこの映画がより一層カラフルダイヤモンドを好きになってもらえるポイントになるかなと思いました。観ていて楽しかったし、うれしかったです。

古川流唯:僕たちは今の事務所に所属してから7年くらいもう経つのですが、その中で大切なことでも忘れてしまってることが中にはあるなって、映画を観ながら僕たち自身も思い出せるきっかけにもなりましたし、そういった1日1日の大切な思い出もこれからもたくさん残していきたいなって思ったのと同時に、今回の映画でたくさん僕たちのことをより知ってもらえたらなと思います。

高垣博之:カラフルダイヤモンドを知らない人も、これを観れば僕たちのことを絶対好きになってもらえると思うので、知らない人にも観てほしいなと思いました。あと誰かが喋っている後ろで何か事件が起こっていて(笑)、メンバーが面白いことを言っていたり、大きなスクリーンの中でいろいろなことが同時に起きたりしていると思うので、そういうちょっと細かいところにも注目して何回も観てほしいなって思います!

●<TBSドキュメンタリー映画祭2024>の一作品として全国に展開されますが、改めてそのことについてはいかがでしょうか。

小辻庵:最初に<TBSドキュメンタリー映画祭2024>と聞いた時、僕の中で本当にすごすぎて、本当に夢のようなお話だと思いました。本当にワクワクしていますし、他の方々と一緒に僕たちの映画も映画祭に出させていただけることは本当にすごいことだなって、改めて予告編などいろいろな方たちを観て思いました。そして、それに負けないように頑張りたいって思いました。みんなに観てもらえるように頑張りたいです!

設楽賢:本当に映画祭のラインナップがすごいなと思いましたが、たくさんの方々が関わってくださって、これだけ大きな作品にできたと思いますし、本当に大きな名前に恥じないように頑張りたいですね。今回の映画祭やこの映画はもちろんですが、これからのカラフルダイヤモンドの活動においても、しっかりこの映画があった上での活動だということを心に留めて、熱く活動していきたいなと思います!

内海太一:舞台挨拶なども行かせていただく予定なのですが、SNSで情報発信だったり、しっかりいろいろな人に見てもらって、いろいろな人に届けて、まずは<TBSドキュメンタリー映画祭2024>を盛り上げていければと思っています。もしもまた、<TBSドキュメンタリー映画祭2025>があるとしたら、是非続編を作っていただいてまた盛り上げたいなと思いますし、ここからさらに1年間も全力で走っていきたいなと思っています。

國村諒河:<TBSドキュメンタリー映画祭2024>のラインナップの中にカラフルダイヤモンドのドキュメンタリー映画を入れていただけてすごく光栄です。今年の映画祭のキャッチコピーに<本気の人間は、面白い。>というのがあるのですが、僕たちも今を本気で生きいてて、それを映し出してもらったドキュメンタリーが『カラフルダイヤモンド〜君と僕のドリーム〜』でもあるんです。このキャッチコピーに恥じないように、これからも本気で挑んでいきたいなと思っています。

●映画本編の中にグループとしてもっと大きな夢があると語られているシーンがあったと思うのですが、今のカラフルダイヤモンドとしての夢や目標は?

岡大和:レコード大賞新人賞を取れなかったので、そこで悔しい思いをみんなでしてから話し合いました。レコード大賞を取ったグループの方が武道館に行くということを発表していたので、取れなかったけれど同じことをしてやろうということになって、僕たちの目指すはまずは日本武道館だと話し合いで決まりました。そこに向けて今カラフルダイヤモンドとして新しい道を開きながら頑張っていこうとみんなで高め合っているところです。

中下雄貴:全国的にはカラフルダイモンドの知名度をまだまだ広げられていないので全国区になりたいですし、メジャーになりたい気持ちが僕たちは強いです。どこに行ってもカラフルダイヤモンドという名前を言うだけで、知ってくれている人がいるように将来絶対になりたいなって思っています。自分たちにできることを見つけて、各々得意な部分もあると思うので、武器を生かしながらもっと大きくなっていきたいなって思ってます。

古川流唯:どんなことにもくじけずに、これからもまっすぐ前だけを向いて、夢に向かって熱い気持ちを持って走っていきたいですね。まだまだ知名度では他のアーティストさんに比べると全然なので、今回の映画祭もそうですが、そこで初めて知ってくださる方にも僕たちの魅力をもっと知ってもらいたいです。本当にいいメンバーが集まってるんだぞということをもっと全国の方に知ってもらえるように頑張ってまいりたいと思います。

高垣博之:映画では、グループが結成したばかりの頃の映像も流れるのですが、本当に何も知らない顔をしていて(笑)。通りすがりの方が気づくくらいの存在にならなければと思いました。今日もTBSさんに来させていただいたのですが。「あの子たち誰だろう?」みたいな感じで見られるのですが、そこで「カラフルダイヤモンドだ!」となるくらいいろいろな人に知ってもらえて、誰もが振り向くような一人一人が本当に輝いている存在になりたいと思っています。

映画『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』

名古屋を拠点に活動するBOYS AND MENの弟分、2023年デビューしたボーイズグループ「カラフルダイヤモンド」。メンバー達はそれぞれが個性豊かに、カラフルに輝くため、日々自分磨きに無我夢中。街角でチラシ配りなどの活動も行い、ファンとの絆を深めている。彼らの情熱、想い、そして悩み、それら全てがいつかはダイヤモンドのような輝きを放つため!原石たちが個性豊かに光輝く今をお届けする。

2024年3月15日(金)より、東京、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌の全国6都市で順次開催「TBSドキュメンタリー映画祭2024」にて公開

<TBSドキュメンタリー映画祭2024>
■開催期間:2024年3月15日(金)~4月11日(木)
■TBSドキュメンタリー映画祭2024 公式サイト
https://www.tbs.co.jp/TBSDOCS_eigasai/
カラフルダイヤモンド舞台挨拶登壇決定!詳細:https://note.com/tbs_docs/n/n81ceb3ee5ecf

(C) TBS

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo