猪瀬都知事・言葉にご注意願います!

  by あおぞら  Tags :  

4月の第2週目に猪瀬都知事がニューヨークをほぼ1週間訪問された。ニューヨークと東京は姉妹都市である。ニューヨークのランドマークの、グランド・セントラル駅が今年創立100周年目を迎え、そして来年100周年目を迎える東京駅と姉妹駅の提携を結んだ。こういう駅が”姉妹駅”になるのは珍しいとのことで、それだけニューヨークと東京は近しい関係なのだ。

猪瀬都知事はその近しいニューヨーク市を訪れ、ブルームバーグニューヨーク市長と会ったり、ジャパンソサエティーと言う日本人協会のメインホールで講演会も開いた。主な話題はオリンピック招致だったと講演会に出かけた方から伺った。

さて、その猪瀬都知事がニューヨークを訪問中に”NY1″という、ニューヨークのローカルニュースを専門に扱うケーブルテレビに通訳の方と出演されていた。”NY1″は100を越えるケーブルチャンネルのいの一番の1チャンネルで、ローカルニュース専門と言えども親会社がCNNで、ニューヨーカーはこの番組を見ている人が圧倒的に多い。その知名度の高い”NY1″の花形キャスターにインタビューを受ける猪瀬都知事の態度はいただけなかった。

四六時中ずっとあのしかめっ面。

ブルームバーグ市長との会談の写真では多少笑顔もあるし、上記の写真でも多少表情はおだやかである。しかしテレビでの猪瀬都知事は、ずっといつもの仏頂面。

あんな表情をしていたら周りは『何を怒っていらっしゃるのだろう…』と変に気を遣うだろうし、またアメリカ人にはチンプンカンプンの日本語で話しているのだから、通訳が要るとしても真意は伝わらなくて当然だ。

正直、猪瀬都知事の『2020年夏季五輪の開催を目指す東京の猪瀬都知事は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とのインタビューで通訳を介し、「イスラム教国が共有するのはアラー(神)だけで、互いにけんかしており、階級がある」と述べた』のニュース記事を読んだ時、『やっぱり、しでかしたな…』とあのテレビ出演の顔を思い出し合点がいった。

オリンピックの招致のアピールに世界の首都と豪語する東京の姉妹都市、ニューヨークを訪問することも良いことだろう、しかし、こんな失態を起こしてしまえば元も子もない。

猪瀬都知事は甘い!それは「私の真意が伝わっていない」と仰った。

伝わるもんか、あの面構えで何を伝えることができるんだ!

私は元東京都民として猪瀬都知事のあのテレビカメラの前での態度を恥ずかしく思いましたぞ!都知事になられてまだ日が浅いのに、もう王様化していらっしゃるご様子。

態度がデカイのは、ご本人に驕りがある証拠。

ブルームバーグ市長は世界金持ちランキング(最新のフォーブスマガジンによる)で13位である。このようなリッチかつニューヨークの市長に対してはあきらかな巨人ゆえ態度は謙虚にならざるを得ないだろうけど、権力志向とあきらかに見える猪瀬都知事のこれからの都知事としての、いえ、人としての態度は改める必要があると思う。

非礼極まりない猪瀬都知事の発言に、トルコのクルチ青年スポーツ大臣が「発言は公正さを欠き、失望させるものだ。五輪運動の精神に反している」とツイッターでつぶやいたそうだが、反論の余地無しである。

実はトルコは親日なのである。

『エルトゥールル号遭難事件』は1890年、現在のトルコのオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が現在の和歌山県串本町沖で500人で遭難し500名異常の犠牲者を出した時、日本人が人々は献身的に生存者を救護し手厚く看病した。その恩義を忘れていないありがたい国なのである。

猪瀬都知事も作家であるのなら、なぜ商売道具の言葉で失敗するのだ。何もよりによって親日のトルコにそのような発言をしてしまうなんて…. 残念ですね、折角の東京誘致に水を差す。折角ニューヨークにまでやってきて、これなら振り出し以下のマイナス地点に引き下がった感がある。

画像: from flickr YAHOO!
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