三原羽衣インタビュー 映画『18歳のおとなたち』で自身と同じインフルエンサー役「これからも俳優として認知されるように頑張ろうと思っています」

  by ときたたかし  Tags :  

成人年齢が18歳に引き下げられ、大人と子どもの狭間で悩める若者たちを映画の力で応援したいという思いから制作された映画、『18歳のおとなたち』が全国公開されました。

家庭や友人関係に問題を抱える18歳の若者たちが、成人式の実行委員となり、そこで上映する映画作りを通して、様々なリスクに直面しながらも、夢に向かい成長していく実話を基に描いた青春感動ストーリーとなっています。

ヒロインの宮村翠(スイ)役を、SNS累計フォロワー数210万人超のトップインフルエンサーで女優としても活躍する三原羽衣さん。同世代に贈る本作について聞きました。

●最近はドラマなども出られ活躍の幅も広がっていると思いますが、お仕事に対する意識の変化みたいなものはありますか?

最近自分の中でも変わったなって思うところは、ドラマや映画などを観た時に、今までは いち視聴者として面白かった、くらいで終わっていたのですが、場面場面「あ、この人のこの演技すごい!」など、ちゃんと俳優さんのお芝居をしっかり観ることが出来ているなということに気づいたんです。採り入れたほうがいいかも、真似してみようかなとか、お芝居に対してのステップアップ、勉強はしています。

●経験が増え、その分解像度や理解力が上がったわけですね。最近「この人すごい!」と思った方は?

松岡茉優さんや吉田洋さんもすごく好きで、お芝居がすごい、と言うと軽く聞こえるかも知れないですが(笑)。

●改めて今回の作品と出会って、自分のもっと伸ばしたいところなど、お芝居について気づいたことはありましたか?

実は今頑張っていることがあって、演じる役柄ごとに声の使い方を変えているんです。もともとの地声がそんなに高くないので、女子高生みたいな役柄を演じる時、ワントーン高めを意識して演じているのですが、いつか自分のもともとの声を生かしたお芝居ができたらなって思います。あとはナチュラルなお芝居がすごく好きなので、なるべくナチュラルに見えるようにお芝居をしたいなって思っています。

●そういう意味では、ネタバレになるので詳細は避けますが、本作の後半のシーンのお芝居はとても自然で素敵でした。リハーサルを何度もしたのでしょうか?

ありがとうございます。何回もリハーサルをしたわけではないのですが、あのシーンは撮り終わってからも、作品が出来てからも、けっこうたくさんの方によかったよと言っていただけたので。そう言っていただけると本当にうれしいです!

●もともとお芝居には興味があったのでしょうか?

そうですね。将来の夢を中学生や高校生の時に聞かれた時に、女優になりたと言っていたくらいでした。もともとモデルやバックダンサーなど表に立つ仕事を経験してきて、他に違う形で表に立つ仕事をしたいなと思った時に、お芝居をしてみたいってなって。それで一度挑戦した時に、もう本当に分からないし、どうすればいいのかも分からないけれど、なんだか楽しいなという風に思ったことがきっかけでしたね。

●そしてSNSで人気が爆発した、という感じなんですね。

そうですね。世の中的にはわたしのことをインフルエンサーと思っている方が多いとは思うのですが、最近では俳優という見方をしてくれている方たちもありがたいことに増えました。これからも俳優として認知されるように頑張ろうと思っています。

●お仕事をしていく上でファンのみなさんの存在は大きいかと思いますが、いかがでしょうか?

本当に心の支えですね。毎日のように応援のDMをいただいたり、コメントをしてくれる方がいたり、わたしはけっこうDMを読むタイプなのですが、そういうことにすごく勇気づけられてるというか、元気づけられていて、頑張ろうって思わせてもらっています。

●また、お仕事以外で叶えたい夢はありますか?

最近、早く結婚して子供がほしいなって思います(笑)。母親になりたいんです。地元の友達とかで母親になっている子がたくさんいて、そういう姿を見ていると幸せそうだなとか、いいなって。子供が大好きなんです。保育士になりたいと思っていたくらいなので。

●最後になりますが、この映画を待ってる方に一言お願いいたします!

18歳に成人年齢が引き下げられたという題材の作品で、実際に焦り、不安を感じている方もたくさんいると思うのですが、少しでもその人が踏み出せるために背中を押せるような作品になればと思ってるので、ぜひ観ていただきたいです!

(C) ゴールデンシネマ
2024年3月1日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国公開

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo