現在はLINEヤフー株式会社の代表取締役会長として知られている川邊健太郎さんだが、実は今まで、才能を生かして数多くのサービスを生み出し、日本のインターネットを支えてきた「日本インターネットの神」ともいえる人物だ。
いつ自分が炎上してもおかしくない
そんな川邊健太郎さんが、自身の公式X(旧Twitter)で「SNSで炎上した際の対処法5選」を公開し、注目を集めている。SNSを見ていると、ほぼ毎日のように、誰かが炎上しているような毎日だ。そんな世の中に生きる私たち。いつ自分が炎上してもおかしくない。そう考えれば、この「SNSで炎上した際の対処法5選」は極めて役立つアドバイスといえそう。
<川邊健太郎さんのXツイート>
SNSで炎上した際の対処法5選
①即座に削除、早期に損切る(削除してる!とスクショを晒される確率100%だがとにかく削除せよ!)
②全面降伏、全面謝罪、徹底反省
③”悪名は無名に勝る”と割り切ってポジティブに捉える
④スマホ断ち1週間、とにかく忘れる
⑤燃え上がる様子を見て、仲間と泣きながら笑う炎上は怖いですが、炎上したからといって人生が終わるわけではありません。SNSが人生のすべてではないのです。どうかそれを忘れず、適切な距離感でSNSを楽しんでいきましょうね~
SNSで炎上した際の対処法5選
① 即座に削除、早期に損切る(削除してる!とスクショを晒される確率100%だがとにかく削除せよ!)
②全面降伏、全面謝罪、徹底反省
③ "悪名は無名に勝る"と割り切ってポジティブに捉える
④スマホ断ち1週間、とにかく忘れる
⑤燃え上がる様子を見て、仲間と泣きながら笑う…— 川邊健太郎 (@dennotai) March 2, 2024
消すかどうかの判断は慎重さが必要
皆さんは、川邊さんのアドバイスを見てどのように感想を持っただろうか。あくまで、28年間ネット業界にいた筆者の感想としてはケースバイケースだとは思われるが、的確なアドバイスに思える。「即座に削除」に関しては、やはりケースバイケースだがインターネットには「消せば増える」「消せば広がる」という法則があるため、消すかどうかの判断は慎重さが必要だ。
なにより炎上する前の自己対策がいちばん大切
炎上してしまったら仕方ない。しかし、なにより炎上する前の自己対策がいちばん大切だ。「燃料投下しなければ燃えない」ということは、念頭に置いておいた方がいい。書きこんでいいのか、それは感情に任せた行動ではないか、その感情は解き放っていいのか。それでも放つ決断に至ったのであれば別だが……。よく考えたい。
川邊さんの「SNSで炎上した際の対処法5選」を読んでてケースバイケースだけど正しいと感じた。
余談だけど川邊さんのツイートを読んで思い出したのは、俺の産経新聞の恩師が話していた「かつて人には思いを心にとどめておく美学があったはずだけど、今は何でもネットに流してしまう」という言葉。… https://t.co/QmfTeY9gBG
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) March 2, 2024
※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より