北米で2024年2月2日に発売された次世代型のヘッドマウントディスプレイ型デバイス『Apple Vision Pro』。日本未発売だが、IT界のカリスマ的存在「GOROmanさん」(ノストラダム夫さん)や、ジャーナリストの本田雅一さんなど、渡米して入手したツワモノもおり、大きな注目を集めている。
『Apple Vision Pro』のパスワードを忘れたらヤバイ!?
『Apple Vision Pro』のパスワード(パスコード)の入力間違いなどで使用ロックがかかってしまった場合、『Apple Vision Pro』本体を北米の店舗に持ち込むか、もしくは北米に送らないと、ロックを解除できず、使えない状況が続くという。
利用者から不安の声
この情報は公式情報ではないものの、海外情報サイト『ブルームバーグ』が報じているニュースで、複数の信用できる情報サイトも報じている。また、X(旧Twitter)でもこの情報が拡散しており、利用者から不安の声が出ている。
『Apple Vision Pro』のバージョンがvisionOS 1.1ベータ版
だが、少しは安心してよいかもしれない。新たな続報として、『Apple Vision Pro』のバージョンがvisionOS 1.1ベータ版になることにより、使用者がパスワードをリセットできるようになるらしい。つまり、わざわざ北米のストアに持ち込んだり、配送する必要はなくなるわけだ。あくまで事実ならばだが………。以下は、その情報を報じている海外サイト『9to5Mac』編集部(英字)のコメントである。
<9to5Mac編集部のコメント(翻訳)>
「通常、Vision Proは、ユーザーの目による認証のためにOptic IDに依存しています。しかし、再起動後など、状況によってはパスワードの入力が必要になる。しかし、パスワードを忘れてしまった場合は、ヘッドセットをApple Storeに持ち帰り、リセットしてもらうしかない。9to5Mac編集部が発見したコードによると、火曜日に開発者向けにリリースされたvisionOS 1.1ベータ版には、デバイスのロック解除に使用したパスワードを忘れた場合に、ユーザーがVision Proからすべてのデータを消去できるオプションが追加されている。iPhoneやiPadのパスワードを忘れた場合、デバイスをコンピュータに接続して復元することができる。しかし、Vision Proではこれができない。Apple Watchはコンピューターに接続することはできないが、パスワードを忘れた場合、ユーザーがデバイスから直接すべてのデータを消去できるオプションがあり、同様のオプションがvisionOS 1.1でも利用できるようになった」
徹底的に管理しておきたいパスワードを
いま現在、日本で購入した人は少ないと思われるが、公式のシンプルな解決情報が出るまではパスワードを忘れないよう、徹底的に管理しておきたいものである。
※記事画像はApple公式Twitterより