全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。今回は川崎の溝ノ口で面白いお店を見つけたので紹介したい。駅から徒歩1分の所にある“めん彩処 松虎亭”だ。
このお店は2001年に“遥遥屋”としてオープン。岩手県の盛岡にあるお店の関東一号店だった。2003年に撤退することになったが、現オーナーと店長が引き継ぐことになり、“松虎亭”として存続することになったそう。
街に愛されるラーメン居酒屋っぽい感じのお店で、入口ではオヤジさんが焼き鳥を焼いていて、タレの焦げたいい香り。2階では宴会が行われていてとても賑やかだ。
気になったのは看板にあった「盛岡ラーメン」の文字。「盛岡」は“遥遥屋”からの流れだろう。
「盛岡醤油老麺」を注文。具はチャーシュー、メンマ、モヤシ、ネギ、ノリ。麺は中太ストレートの溝ノ口製麺製。
なんといっても真っ黒なスープが特徴的。たまり醤油100%の醤油ダレだ。しょっぱすぎることはないのだが物凄い醤油の香りと深み。食べ進めるたびに味の深みを感じ、レンゲと箸が止まらなくなる。これは美味しい。
想像以上にオンリーワンな一杯で感動。今度は飲みに来たいと思う。お近くにお越しの際はぜひお試しあれ。
めん彩処 松虎亭
神奈川県川崎市高津区溝口2-9-10
044-811-9565