建物に忍び込まれ、バッグと財布を盗まれたという男性が、インターネット上で広く情報を求めている。現金やカード類を盗まれるだけでも気が滅入るし、泣き寝入りするケースが多そうだが、今回の件では「絶対に諦めるわけにはいかない理由」があるようだ。
何よりも大切な娘からの手紙が盗まれた
バッグとサイフを盗まれたというのは、管理職をしているというX(旧Twitter)ユーザーのボックリさん。彼は自身のXにて窃盗犯に向けて「貴方が持ち去った財布の中にもう二度と書いてもらう事の出来ない娘からの手紙が入っていました」「手紙は白とピンクの封筒で「パパへ」と書いてあります」「手紙だけ返して貰えませんか?」とツイートしている。
<ボックリさんのXツイート>
「【拡散希望】埼玉県ふじみ野市で今朝忍び込み窃盗をした犯人の方。貴方が持ち去った財布の中にもう二度と書いてもらう事の出来ない娘からの手紙が入っていました。それ以外はどうでもいいので手紙だけ返して貰えませんか? ポストで構いません。お願いします」
「たくさんの方に拡散頂きありがとうございます。金目のもの以外捨てられている可能性も信じてバックと財布を載せておきます。手紙は白とピンクの封筒で「パパへ」と書いてあります。もう9年間持ち続けていたものなのでヘタっていると思いますが見かけたら宜しくお願い致します」
【拡散希望】
埼玉県ふじみ野市で今朝忍び込み窃盗をした犯人の方。
貴方が持ち去った財布の中にもう二度と書いてもらう事の出来ない娘からの手紙が入っていました。
それ以外はどうでもいいので手紙だけ返して貰えませんか?ポストで構いません。お願いします。— ボックリ (@bokkuri62376443) January 25, 2024
たくさんの方に拡散頂きありがとうございます。
金目のもの以外捨てられている可能性も信じてバックと財布を載せておきます。手紙は白とピンクの封筒で「パパへ」と書いてあります。もう9年間持ち続けていたものなのでヘタっていると思いますが見かけたら宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/5c8IIMkure— ボックリ (@bokkuri62376443) January 25, 2024
どれだけ大切にしているものなのか伝わってくる
ボックリさんがどんなものよりも大切にしている「もう二度と書いてもらう事の出来ない娘からの手紙」。どうして二度と書いてもらえないのかは不明だが、たとえその理由がわからなくとも、9年間も持ち続け、サイフにしまっていた手紙であり、どれだけ大切にしているものなのかは伝わってくる。
ボックリさんのもとに手紙が戻るよう、行動をとるべき
この窃盗犯は現金や金品などを盗んで「儲けた」と考えているかもしれないが、被害者であるボックリさんにとって現金やカードとは比べ物にならない「娘からの手紙」を失ったわけで、もし窃盗犯にも人の心があるのであれば、なんらかの方法でボックリさんのもとに手紙が戻るよう、行動をとるべきであろう。
ご無沙汰してます。
生きてます。
が、今朝死にかけました。
就寝中に空き巣に入られ、犯人がベランダから出ていく所で目が覚めました。気が付いてたら殺られていたかもしれません。
やっと現金検証が終わりました。
さらに精神が壊れそうです。
引っ越します。
皆様も油断せずにお気をつけ下さい。— ボックリ (@bokkuri62376443) January 24, 2024
免許センターにて再交付待ちの最中、Xでの皆さんの優しさに1人で泣いてる中年は恐らく危ない人だと思われてるんだろうな。
本人も守れず、大切な「想い」すら守れなかったのは悔やんでも悔やみきれない。
それでも僕に暖かい人が居る。
ありがとうございます。— ボックリ (@bokkuri62376443) January 25, 2024
※記事画像はボックリさんのXツイートより