口が広くて洗いやすく重ねて保管可能な真空タンブラーは容量も十分で注ぎ足しの必要なし!

  by 古川 智規  Tags :  

今や真空の保冷(保温)タンブラーは一人に一つが当たり前の時代になってきた。性能は価格により多少の違いはあるが技術的にそれほど大きな違いはない。しかし機能面では各社の創意工夫により異なるのでそのあたりに注目してレビューする。
生活用品メーカーのタケヤ化学工業が1月15日から販売を開始した「サーモフラスク スタッキングタンブラー」は、500mlと700mlの2サイズで、カラーは4色ある。

まずは700mlサイズだ。本シリーズの特徴として口が広く異なるサイズのものでも重ねて収納が可能だ。そしてドリンクいれる内側の底が丸いので洗浄も便利だ。ちなみにスポンジを持って手を突っ込むとちゃんと底まで届くのが感動ものだ。
そして内側に着いた目盛りは100ml刻みの容量を示す。よってハイボールやチューハイ等の割りものが入るドリンクを作るときに便利だ。

700mlということなので、欲張って600mlのペットボトルドリンク全部に氷を浮かべてみた。全く問題なく全量が入り、シリコンの底部により滑りにくくキズが付きにくい。
ただし、広口で洗浄しやすくしている結果、トップヘビーになってしまうので子供が動き回るテーブルなどではひっかけて倒さないように注意は必要だ。大人の飲み会や晩酌にはとても重宝するタンブラーだ。

同500mlサイズは、350mlのビール缶ならまるごと入るので、お酒を飲むペースがゆっくりな方でもぬるくならずに冷たいまま飲める。グループで飲み会をする際には「氷が足りない!」ということも防ぐことができるので、良く集まる仲間で共同購入して色違いマイタンブラーを持って集まるというのも楽しい。

さらに氷を入れても十分な余裕があるので、冷たいドリンクはいつまでも冷たいまま飲むことが可能だ。保冷能力がるので氷がすぐに溶けて水っぽくなるのも防いでくれる。
一方で、保温性能もあるので今の時期では熱いコーヒーやココアをたっぷり注いで、リモートワークや夜の勉強のお供にも使用可能だ。700mlサイズだとリモートワーク中でもその都度飲み物を注ぎ足さなくても済むので、お店ではなかなかないたっぷりサイズのドリンクがいつまでも熱く飲むことができる。
高性能で高機能なタンブラーを長く使うのは結局のところ、コストパフォーマンスが高いと言える。寒暖極端な最近の気候では、このようなタンブラーは年中使えるはずだ。

※写真はすべて記者撮影

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