サラダボウル専門店のWithGreenは、2024年2月29日(木)まで、冬限定サラダをWithGreen全25店舗で販売する。今回のサラダは『旨だれ肉味噌と焼きネギのサラダ』と『ジンジャーチキンと古代蓮根のサラダ』の2種だ。季節の野菜を盛り込んだ本当に美味しいサラダを食べてみた。
年末年始で豪華な食事や不規則な生活、厳しい寒さが続くことで、体調を崩してしまう方も多いのではないか?という季節需要にこたえて、体を整えるサラダを限定販売した。抗酸化作用があるネギや整腸作用がある蓮根をはじめ、人参や大根、リーフも旬なので栄養価が高く美味しい時期なのだ。
同店のサラダは、いわゆる「野菜サラダ」もあるのだが、肉やご飯(玄米)を取り入れたものも多い。葉っぱだけのサラダとは違い、どれを食べてもお腹いっぱいに美味しく食べることができるのが特徴で、普段は野菜を食べない層でもファンが多い。
自分で細かく具材を指定してサラダボウル注文することもできるが、旬の野菜をふんだんに取り入れたものを美味しく食べるには、概ね2か月おきに開発される期間限定サラダを注文するのが手っ取り早い。
旨だれ肉味噌と焼きネギのサラダ
記者イートインで食べたのは「旨だれ肉味噌と焼きネギのサラダ」で、トッピングとして、玄米・大根・人参・焼きネギ・旨だれ肉味噌が入り、おすすめのドレッシングはごまクリーミーだ。
肉味噌が十分な味わいで、ドレッシングはむしろ下のリーフ系の野菜の味付けに使うとよいくらいだ。野菜そのものはさすがに旬のもので甘い。青臭さがまったくないのも同店サラダの基本構成なので、安心して食べることができる。
まずは旬のネギをグリルでじっくり焼き、シャキシャキな食感とネギのねっとり感を残しつつ、ネギの風味や香ばしさを活かしたのが特徴だ。コチュジャンやオイスターで味付けした肉味噌は言うほど辛くなく、むしろ和風な味わいになっている。人参や大根も冬の寒さで甘みが増しており、冬のおいしさを堪能できるサラダだ。
玄米が入っているので、ごはん感がありサラダボウルだが丼物と思えばなるほどサラダ感が減り抵抗はなくなるから不思議だ。
本年から提供するスープは店舗により2種類になったので、どれも美味しい逸品だが、同時に注文することを強くお勧めする。
ジンジャーチキンと古代蓮根のサラダ
テイクアウトにしたのは「ジンジャーチキンと古代蓮根のサラダ」で、トッピングとして、古代蓮根・コーン・豆腐・人参・ジンジャーチキンが入り、おすすめのドレッシングはジンジャーだ。
ちなみに、写真はテイクアウト後、冷暗所でおよそ10時間程度経過しているが、もとが新鮮な具材なので水分が抜けてしんなりしていることはない。あえて言うならば若干だが柔らかくなっているので、柔らかいものが好みであればテイクアウトにして「寝かせる」のも一考だ。
有坂農場の古代蓮根をメインに、毎年人気のジンジャーチキンを合わせた。しっかり生姜の風味が感じられるジンジャーチキンや豆腐のなめらかさやコーンの甘みを、ジンジャードレッシングがマイルドにまとめている。
食べ方はドレッシングをかけて、改めてふたをして振って混ぜれば(和えれば)よい。前述したとおり、時間が経過しても水が出ていることはないので、かなり強烈に振っても大丈夫だった。
豆腐は振ってもあまり崩れないので、歯ごたえや食感や腹持ちもよいので、夕食としても十分に満足できるボリュームだ。ちなみに注文したのはMサイズだ。蓮根をはじめとした各野菜はやはり甘く、サラダを食べている感じはしない。野菜料理には間違いないのだが、ジンジャーチキンは皮の部位は取り除いてあるので、皮が苦手という人も安心して肉のジューシーさを堪能できるだろう。
毎日サラダとは言わないが、お弁当や定食の付け合わせ野菜ではなかなか「美味しい」とはならない。しかし本格的な美味しいサラダをメインに食事を組み立てれば、栄養の摂取はもちろんだが総合的に不足しがちな野菜を積極的にに食べる契機にもなるだろう。
※写真はすべて記者撮影