牡蠣フェスで牡蠣を食べた人たちが食中毒→ ノロウイルスが検出される

  by クドウ@地球食べ歩き  Tags :  

2024年1月1月6~8日に東京・上野公園で開催されたフードイベント『牡蠣フェス』。そこで牡蠣バター醤油焼きや蒸し牡蠣食べ比べなどを食べた人たちが体調不良に。下痢、嘔吐、発熱などの症状が出て、その後の調査でノロウイルスが検出されたという。

牡蠣の調理や扱いは慎重に行うべき

牡蠣はとてもおいしい魚介類として加熱・非加熱ともに人気がある食材だが、食中毒リスクがあるため、調理や扱いは慎重に行うべき食材でもある。牡蠣フェス実行委員会は、以下のコメントを発表している。

<牡蠣フェス実行委員会の公開コメント>

「食中毒事故発生に関するお詫びとお知らせ このたび「牡蠣フェス2024」 における「牡蠣のバター醤油」ブースにおいて 加熱不足による食中毒が発生したと思われ、感染者数、原因など調査中です。発症された来場者の皆様には多大なる苦痛とご迷惑をおかけした事を心より深くお詫び申し上げます。及び関係者の皆様にも多大なご迷惑とご心配をおかけしました事を 重ねてお詫び申し上げます。現在、状況の把握と発症された方への対応に全力を尽くしております。心当たりのある来場者の方は、お手数をお掛けしますが下記、問い合わせフォームより、お問合せをお願い致します。感染状況の詳細が判明しましたら、こちらで改めてご報告をさせて頂きます。 何卒、宜しくお願いいたします。2024年1月12日 牡蠣フェス実行委員会」

「体調が良いときに食べるべき」との声も

今回の牡蠣フェスでどのような調理状況だったのか、どのような牡蠣だったのか詳細は不明だが、牡蠣フェスに限らず牡蠣には食中毒リスクがあるものであり、発症リスクを減らすために「体調が良いときに食べるべき」との声もある。

日本の牡蠣はしっかり衛生管理されている印象

ちなみに筆者はフランスとタイで牡蠣を食べて食中毒になったことがあるが、日本では一度も感染したことがない。運もあるかもしれないが、日本の牡蠣はしっかり衛生管理されている印象がある。

加熱用の牡蠣を食べる際はしっかりと加熱して食べたいところである。


※記事画像はフリー素材サイト『写真AC』より

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