2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震は、いまだに多くの人たちを苦しめている。被災地では避難生活を余儀なくされ、いまだ救出されていない人も多数いることが判明している。
令和6年能登半島地震での報道に変化?
地震や台風、山火事など、全災害が発生するたびに現地にいち早く移動し、ヘリコプターや地上での現地レポートをしていたテレビ危局各社だが、そんな被災地の報道が、令和6年能登半島地震では大きく変化しているとの声が出ている。
ヘリや中継が大きく減っていることに気が付きませんか?
たとえば、経済評論家の渡邉哲也さんは「ヘリや中継が大きく減っていることに気が付きませんか?」と語る。その理由は、報道に対する予算が半分以下になっているからだという。以下は、渡邉哲也さんがX(旧Twitter)でツイートしたコメントである。
<渡邉哲也さんのXツイート>
「災害報道 過去の報道と比べると、ヘリや中継が大きく減っていることに気が付きませんか? ワイドショーなどの予算がおおむね半分以下になっており、災害報道に追加予算もでないのです。また、地方局はさらにひどい状態で人員も最小限、NHKは予算はありますが、煽情的な報道をしないように指示」
災害報道 過去の報道と比べると、ヘリや中継が大きく減っていることに気が付きませんか?ワイドショーなどの予算がおおむね半分以下になっており、災害報道に追加予算もでないのです。また、地方局はさらにひどい状態で人員も最小限、NHKは予算はありますが、煽情的な報道をしないように指示
— 渡邉哲也 (@daitojimari) January 5, 2024
渡邉哲也さんが語る「予算の都合」に信憑性
現在、一般人の一般車両での能登地方への移動を自粛するよう、石川県がお願いを発表している。道路にクルマが多かったり、渋滞に巻き込まれると、緊急車両や物資を運ぶ車両が遅れるからだ。その影響もあって報道も少ない可能性はあるが、ヘリコプターも少ないとなると、渡邉哲也さんが語る「予算の都合」に信憑性が出てくる。
今後も各局の報道に注目していきたい
実際にテレビや各局のYouTubeを見てみると、完全にヘリコプターの映像がないわけではないが、長時間撮り続けていたり、何度も飛んでいないように思える。これからもそのような流れが続くのだろうか。今後も各局の報道に注目していきたいところである。
※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より