B級フード研究家・野島慎一郎の美味しかったカップ麺 月間ベスト5(2023年12月)

カップ麺やスナック菓子、ファストフードなどのアレンジレシピを研究する“B級フード研究家”としても活動している、ノジーマこと野島慎一郎です。

いつもガジェット通信ではアレンジレシピを紹介する記事を中心に執筆していますが、普段から研究としてカップ麺をよく食べているので、1か月で食べたカップ麺のなかから個人的に美味しいと感じたカップ麺ベスト5をご紹介しています。

今回は2023年12月のランキングです。新旧問わずに美味しいと感じたものを選んだ個人的なランキングではありますが、皆さまのカップ麺選びの参考にしていただければ幸いです。

第5位:日清食品 最強どん兵衛 鴨だしそば

5位は日清の最強どん兵衛シリーズの最新作「最強どん兵衛 鴨だしそば」

これでもかとばかりに鴨の香りと風味を溶け込ませたおつゆがいい味。鴨の香りはちょっとキツすぎるかもしれないけど、露骨なくらい鴨が香ることで贅沢な気分にもなれるかもしれない。

でも鴨の存在以上に、麺がシンプルにウマい。太くてストレートの蕎麦は食べごたえ抜群。鶏つくねはほんのり香ばしく、サイズがデカくて満足度バッチリ。シンプルに完成度がめちゃくちゃ高いカップ蕎麦なのです。

2022年3月に発売された「最強どん兵衛 きつねうどん」と「最強どん兵衛 かき揚げそば」ほどのインパクトはないかもしれないけど、好きな人のツボにはしっかり刺さるだろうし、このシリーズは外すことはないだろうなと今後にも期待をしたくなる一杯でした。

第4位:明星 夜更けの〆ラーメン 梅香るしじみだし塩味

4位は明星と東京デザイン専門学校のコラボシリーズの新作「夜更けの〆ラーメン 梅香るしじみだし塩味」

ちょくちょく発売されるこのコラボシリーズ。毎回斬新なコンセプトでありながらバッチリ美味しく仕上げてくるのでなかなか侮れない。今作もかなりいい感じにまとまっていました。

しじみだし+塩のスープにペーストタイプの梅を加えたスープは、コンセプト通り飲んだ日の夜更けや翌朝のシメに食べたくなる優しい味。プリッとした食感の細い麺は昔ながらのカップ麺のような雰囲気もあり、そのレトロ感もまた優しさを加速。

忘年会・新年会のシーズンにストックしてあったらきっと食べたくなる一杯。最近は若者の酒離れが進んでいるとか聞いたことがあるけど、これを専門学校生たちが企画しているってのがなんかいいですな。

第3位:明星 麺神 こってり鶏そば

3位は明星の麺神シリーズの新作「麺神 こってり鶏そば」。このシリーズは極太でゴワッとした、唯一無二の食感の麺が最大の特徴なんですが、それを活かすも殺すもスープ次第。麺の主張が強いんで、食べてみるとスープとイマイチ合ってないなと思うこともしばしばなのです。

今作はスープと麺の相性という点では完璧で、濃厚な鶏白湯スープが麺としっかり一体になって口まで運ばれてきてくれます。

こってり濃厚とはいえ、生姜やにんにくが隠し味として巧みに使われているので後味もすっきり。単純に麺の個性が強いのでそこの好き嫌いも分かれやすいとは思うけど、完成度はかなり高めな一杯だと思いました。

第2位:セブンプレミアム 中華蕎麦とみ田監修 豚まぜそば

2位はセブンプレミアムの「中華蕎麦とみ田監修 豚まぜそば」。製造はこちらも明星。

セブンイレブンではチルド弁当の二郎系ラーメン「中華蕎麦とみ田監修 豚ラーメン」がすっかり定番となりましたが、それがついにまぜそばスタイルでカップ麺化されたということでしょう。

麺の量は130グラムと多く、生にんにくもガッツリ入ってそうだったので、人とたくさん会う忘年会シーズンでは食べにくいな~なんて思っていたんですけど、いざ食べてみるとにんにくの主張は意外にも控えめ。

あくまでも主役は豚であり、豚骨醤油ダレがにんにくの辛味や刺激を包み込み、絶妙な感じで調和。これが極太麺にどっぷりと絡んできます。

そしてふりかけの削り節やフライドオニオンなどもアクセントとなり、かやくの豚肉やキャベツも存在感があり、食感的にも飽きさせない工夫がお見事。130グラムの麺を一瞬で平らげてしまいました。本当によくできたまぜそばです!

第1位:ニュータッチ 坂東みそ煮込みうどん

2023年12月の1位はニュータッチの「坂東みそ煮込みうどん」に決定!

ニュータッチのノンフライ麺のうどんは本当に信じられないほどの美味しさで、熱湯を注いで5分待っただけとは思えないほどのどごしがよく、食感はもっちり。カップうどん業界の革命児なのです。

これまでに「肉汁うどんの逸品」「旨だしうどんの逸品」などが発売されてきましたが、みそ煮込みうどんがノンフライ麺で登場するのは初。もちろん「こんなの絶対うまいでしょ!」と期待して食べるわけですが、その高い期待をさらに飛び越えてきてくれました。

麺の美味しさはそのままに、かやくにはフリーズドライブロックの白菜やレンコンなどの野菜をたっぷり使用しているので、おつゆに野菜の旨味もたっぷりと溶け込んでカップ麺なのにバッチリみそ煮込みの雰囲気を再現。

時間の経過とともに麺がおつゆを吸収していくのも煮込みうどんっぽさがあり、野菜が多いので食べごたえも抜群。アレンジで鍋に移してほかの野菜とじっくり煮込んでも最高かもしれないですな。パッケージデザインは渋いけど大傑作でした!

総評

以上が2023年12月の美味しかったカップ麺ベスト5でした。

基本的にはこのランキングは新旧問わずに選んでいるんですけど、2023年のこの時期は「名代富士そば 紅生姜天そば」「最強どん兵衛 かき揚げそば」「マルちゃん正麺 もやし辛味噌」などの名作が多く並んでいて、順位付けに悩みました。

これらをランキングに入れると毎年同じ順位になってしまうかもなあと思い、あえて新作に絞って順位をつけてみています。ランキング圏外にもたくさん美味しいカップ麺がありますので、もしよければ過去の記事なども参考にしていただきつつ気になる商品を手にとってみてください。

次回は2月上旬頃に2024年1月のランキングを発表するほか、近日中に2023年の年間ベスト5も発表予定です。どうぞお楽しみに!

動画でも解説しています。こちらもよろしくお願いします!
https://youtu.be/P4nrg39Bo6A?si=57rfNzc_E20MRxXc [リンク]

ノジーマ

B級フード研究家。漫画を描いたりライターをしたり。変な料理をいろいろ考えます。週刊プレイボーイで『野島慎一郎の激ウマ!!バカレシピ研究所』連載中。最近は撮影をしていると猫が寄ってくるので、そのまま記事でも使っています。 ★レシピ本発売中!★世界一美味しい「どん二郎」の作り方 誰も思いつかなかった激ウマ!B級フードレシピ http://amzn.asia/8N2jTuz

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