まさに聖夜の奇跡ともいうべき出来事が起きた。2023年12月25日のクリスマス。ひとりの客がたこ焼き屋『たこ焼たこば』(大阪府大阪市東淀川区大隅1-1-19)を訪れたという。
た76000円分のたこ焼きチケットすべてを子どもたちに寄付
そして76000円分のたこ焼きチケットを購入。そして、そのすべてを子どもたちに寄付すると申し出たというのだ。『たこ焼たこば』は以前から子供食堂を期間限定で開催しており、今後、寄付された76000円分のたこ焼きチケットは子供食堂にて使用するようである。
<たこ焼たこばさんのXツイート>
「昨日、当店の経営難を知り応援したいと言うお客様に御来店をいただきまして、たこ焼きチケットを120枚、76000円分もお買い上げ下さいました。ありがとうございます。心から感謝申し上げます。お買い上げいただいた「たこ焼きチケット120枚」を全部、こども達に寄付して下さいました。近々、子供食堂を開催するなり、なんらかの発表を必ずさせていただきます。年末年始は一年の中で最も忙しい時期になります。少々お時間を下さい。優しいお気遣い本当に有難うございました」
昨日、当店の経営難を知り応援したいと言うお客様に御来店をいただきまして、
たこ焼きチケットを120枚、76000円分もお買い上げ下さいました。
ありがとうございます。
心から感謝申し上げます。お買い上げいただいた「たこ焼きチケット120枚」を全部、こども達に寄付して下さいました。… https://t.co/4NbB5IPCNe
— 大阪 たこ焼たこば (@takoyakitakoba) December 25, 2023
ステキなサンタクロースだったことには間違いない
突如として現れ、76000円分のたこ焼きチケットを購入し、子どもたちに寄付した人物。いったいどのような人物なのかはいっさい不明だが、『たこ焼たこば』にとって、そして子どもたちにとって、ステキなサンタクロースだったことには間違いないだろう。
今後も『たこ焼たこば』に注目
たこ焼きは老若男女から愛される日本の国民食と言っても過言ではないグルメ。食べると温かさとおいしさで笑顔になれる料理でもある。子どもたちにとって、無料でたこ焼きが食べられるのは嬉しいはず。今後も『たこ焼たこば』に注目である。
お店の現状を正直にお伝えします。
光熱費の高騰
原材料費の高騰
今年の異常な暑さでお客様が来ない。
13時間営業して0人の日も何度もありました。
赤字経営が続き貯金も無くなり借入れも返せない状態です。
自己破産を考えましたが
お客様からの
「美味しい」
「頑張って下さい」… pic.twitter.com/psUu6PKigP— 大阪 たこ焼たこば (@takoyakitakoba) November 6, 2023
※記事画像は『たこ焼たこば』さんのXツイートより