安倍なつみインタビュー「この作品だけで多くのことを学べます」 『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』でリバティ役を続投

  by ときたたかし  Tags :  

大人気アニメシリーズ「パウ・パトロール」の劇場版最新作、『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』が、現在大ヒット公開中です。

“パウパト”の愛称で大人気! 巻き起こるさまざまなトラブルに立ち向かうリーダーのケントと、個性豊かな子犬たちからなるチーム「パウ・パトロール」が「パウっと解決!パウフェクト!」を合い言葉にそれぞれの特技を生かして大活躍!子どもたち、そして大人たちまで虜にしています。

待望の劇場版最新作では、前作で映画オリジナルの新メンバーとして登場したリバティ役の日本語吹替キャストとして、安倍なつみさんが続投。2年前にパウタグを手に入れ、正式メンバーとなり、頼もしく成長したリバティを、変わらぬ存在感で演じています。ご本人にお話を聞きました。

■公式サイト:https://www.pawpatrol-movie.jp/ [リンク]

●今作のリバティは序盤からたくさん登場するので、ファンの方はうれしくなりますよね!

そうなんですよ。たくさん活躍するのでわたしもびっくりしました(笑)。続編となる今回の作品もまた出演させていただけるのも驚きでしたが、嬉しかったです。

前作から音楽、映像ともにバージョンアップしていますよね。作品の世界観もスケールが大きくなっていて、「この先どうなるの?」というくらい迫力があり、壮大です!

●みんなマイティパワーをもらって大活躍しますからね。

マイティパワーをもらったことでみんなパウジョンパップしていて、スカイが隕石に立ち向かうシーンは、すごいなあと圧倒されますし、感動しますよね。特にスカイの過去のエピソードには心動かされました! 大人が観ていてもグッとくるシーンが後半にあるので、ぜひ親子で観ていただきたいです。

●今回はチームと敵対する、マッドサイエンティストのヴィクトリアが登場しました。

悪いですよね(笑)。とんでもないパワーを持っていて、「こんなことやっちゃうんだ!?」と、観ていてハラハラしました。

●こうして2年ぶりに“パウパト”の世界に戻って来ることが決まった時は、いかがでしたか?

驚きでしたし、うれしかったです。前作でリバティの出番としては、完結することもできたと思いますが、お話をいただいて「リバティがまた出て来てくれる!」とうれしかったです。今回も活躍しますし、前作で“パウパト”のメンバー、ケントに認められ、ひとつ大きなことを成し遂げているリバティだから今回は成長して見えました。

●成長したリバティということで、監督のリクエストは、どのようなものがありましたか?

細かい演出は、丁寧に説明していただきました。その上で、演じながら方向性を直していただいたり、わたしからも提案してみたり(笑)。ただ、大まかなキャラクター変更とかはなかったので、吹替をしながら、自分の中で「リバティこうだったな」という感覚が戻ってくる感じがありました。本当にいい子に育っているなとしみじみ感じながら演じていました(笑)。

●改めて“パウパト”ファミリーなったことについてはいかがでしょうか?

喜びです、本当に! それと同時に感謝の気持ちでいっぱいです。またあの世界の中で生きられていることがうれしいです。

●『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』には、いくつものテーマが流れていると思いますが、安倍さんが一番感動したポイントは?

ひとりじゃ成し遂げられないことも仲間がいれば、大きなことを成し遂げられるということ、でしょうか。スカイのように身体は小さくても頑張る姿にグッと来ますし、みんながいれば困難に立ち向かえたり、このひとつの作品で多くのことを学べますよね。なので、子どもたちはどんな感想を抱くのかなと楽しみです。

親子で楽しめる作品になっていますので、ぜひ劇場で観ていただきたいです!

■ストーリー

大都市アドベンチャー・シティに、ある日まほうの隕石が落ちてきた!
なんとその隕石はパウ・パトロールたちにあたらしいマイティパワーを与えてくれ、最強の子犬「マイティ・パウ・パトロール」に大変身!
でも、宿敵のライバール市長が、おそろしく頭のいい科学者であるマッドサイエンティストの“ヴィー“と手を組み、このマイティパワーを奪おうと悪だくみを!このマイティピンチを、リーダーのケントと、パウ・パトロールたちは、「マイティパワー」でパウっと解決できるのか!?
新しく手に入れたマイティパワー、新しく出てくるトラブルメーカー、わくわくが止まらない”みんなが全く知らないお話”が、冬休みの映画館でくり広げられる!
ぜひ映画館で「マイティパワー」を手に入れて、みんなで彼らを応援しよう!!

©2023 Paramount Pictures. All rights reserved.

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo