iPhoneなどのスマートフォンアプリ『六法』は、六法全書をとことん知ることが出来る便利なアプリだ。特に法律の勉強をしている人にとって役に立つアプリだと思われる。
アプリ内で課金をすることができる
そんなスマホアプリ『六法』だが、アプリ内で課金をすることができ、課金をすることで広告表示を消すことができるという。広告がなければ、必要な情報だけを目にすることが出来るので雑念が入らず、便利に使えるかもしれない。
無課金でも問題なく使い続けられることを熱弁
そんな『六法』の課金だが、課金しようとすると二度にわたって注意喚起(?)が表示される。「課金しなくともすべての機能が使用できる」ことを強調し、無課金でも問題なく使い続けられることを熱弁してくるのである。
<アプリ『六法』で課金しようとすると表示される注意喚起>
「本当に有料です(再度の確認) 再度確認しますが、この有料購読項目は有料です。無料ではありません。定期的にお金がかかります。お金を払っても広告が消える点以外の機能は何も変わりません。動作が速くなったりサービス保証がついたり操作マニュアルが充実したりすることもありません。購入した後で『課金したら〇〇という機能がつくと思ったのに』といったような不満が出ないように、購入前に納得するまで十分にご試用ください。また購読開始後は自動更新されますので、自動更新したくない場合は設定アプリにて所定の期限前に解約してください。購入手続きに進むには、”続ける”をタップしてください」
むしろ課金させないような流れ!?
あまりにも誠実すぎる! 徹底して課金しようとしている人に寄り添いすぎて、むしろ課金させないような流れにも思えるほど。いいの? それでもいいの? 本当にいいの? 課金しなくても問題ないのよ? そもそも課金必要なの? このままでいいんじゃあないの? ……という感じがスゴイ。
優しすぎる
法を扱うアプリだからこそ、徹底して消費者(契約者)に寄り添った対応をしているのかもしれないが、そうだとしても優しすぎる。ここまで徹底的に課金しようとしている人に寄り添ったアプリ、ないんじゃあないだろうか? すごい!
※記事画像はスマートフォンアプリ『六法』より