フランスのパリでは、冬になると店頭にエカイエ(牡蠣開け職人)がレストランやバー、パブの店頭に立ち、オーダーを受けてから牡蠣を開けて皿に並べ、ウェイターがテーブルに運んでくれます。
極めて珍しい方法で牡蠣を開ける
牡蠣はオイスターナイフ等で牡蠣を開けるのが一般的だと思われますが、極めて珍しい方法で牡蠣を開けていたエカイエがいたのでご紹介したいと思います。
パリの地域住民にスゲーウマイと絶賛されてる牡蠣ワインバーに行って感動したのだけど、何より驚いたのが今まで見たことがない方式で牡蠣を開けているエカイエ(牡蠣開け職人)。この牡蠣開け器が欲しくて探したんだけど見つからず。この店でしか見たことない。この店独自のもの?牡蠣に詳しい方教えて! pic.twitter.com/LelN04FLXB
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) December 3, 2023
エカイエに食べたい牡蠣を開けてもらい、樽に入ったワインを注いで飲みながら食べる。立ち飲み! 真冬で寒いけどウマイから我慢できる 笑。パリの立ち飲み巡りやりたいなあ🦪🍷 pic.twitter.com/pilSmMkxL3
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) December 3, 2023
オイスターナイフを使わず牡蠣を開ける
パリの『Le Baron Rouge』(ル・バロン・ルージュ)では、立ち飲み形式で樽に入ったワインを飲みつつ生牡蠣を食べることができます。店頭でエカイエが牡蠣を開けてくれるのですが、オイスターナイフではなく、特殊な工具(!?)にも見える牡蠣開け器で殻をはずしているのです。
牡蠣をこじあけると同時に殻と身をはずす
牡蠣開け器に牡蠣を設置し、殻の付け根に金属の突起部分を突っ込み、こじあけます。こじあけると同時に殻と身をはずすので、一石二鳥。刃物を使わず、牡蠣を固定して開けられるので、安全に思えます。そして素人でも開けやすそう。
日本でもこの牡蠣開け器が広まると嬉しい
少なくとも筆者はこの店以外でこの牡蠣開け器を見たことがありません。しかしX(旧Twitter)の情報によると、高額ではありますが一部店舗で販売されているようです。日本は牡蠣が好きな人が多いので、日本でもこの牡蠣開け器を作ったり売ったりすれば、喜ぶ人は多そうです。
牡蠣開け器事態の構造はシンプルなので、自作する人が出てきそう!?