バスソルトなのに塩じゃない?不思議なエプソムソルトで心身をリフレッシュしてみた!

  by 古川 智規  Tags :  

バスソルトという言葉をご存じだろうか。読んで字のごとくなのだが、お風呂に入れる塩ということになる。とはいえ塩(しお)ではないので仮になめてもしょっぱいものではないし、お風呂のお湯が海水のようになるわけでもない。
ウェルネスコンサルティングが販売する「エプソムソルトを使ったアロマバスソルト」を使ってみたのでレビューする。

パッケージを開けると塩のような結晶が詰まっている。これはエプソムソルトと呼ばれる、いま欧米で話題の入浴用のバスソルトだ。エプソムソルトとは硫酸マグネシウム(MgSO4)のことで、化学式からもわかる通り食塩である塩化ナトリウムはおろか、塩化物は含んでいないので「しお」でも「えん」でもないのが正確なところだ。結晶の見た目が食塩にそっくりなので名づけられたようだ。

香りはラベンダーゼラニウムとオスマンサス(キンモクセイ)の2種類だが、どちらも開封しただけでかなりの香りが立つ。ここからかわかる通り、香りによるアロマ効果はかなりのものだろうと推測される。
硫酸マグネシウムは常に新陳代謝を続ける人体に対して細胞分裂を促すとされており、人体の物理的なリフレッシュを積極的に進めることができよう。

お風呂の場合はそのまま指定量をお湯に溶かせばよい。シャワーの場合の記者流は、写真では見えにくいが洗面器に本品を適量入れ、給湯器等で熱湯を注いでバスルームの安全な場所に置くだけだ。これだけでシャワーを浴びながら本品の香りを含んだ蒸気が立ち昇り、まずは香りがバスルームを包んでくれる。

そして、熱湯で作った本品が溶けたお湯は当然ながら冷めていくため、40度程度になれば足をつけて足湯で使ったり、洗面器のお湯ごと全身に浴びたりできる。硫酸マグネシウムの作用で細胞分裂が促進され、発汗をうながし、全身の保温にも寄与するだろう。
何かとストレスの多い社会なので、多くの人は精神的にも肉体的にもリフレッシュする必要があるのだろう。病的な深刻度であれば病院に駆け込むべきだが、そうでないリフレッシュであればこうしたアイテムの併用で自身の人生に潤いを与えてみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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