ネスレ日本は、グレープストーンが展開するバターシリアルスイーツ「シュガーバターの木」とコラボレーションした「キットカット ミニ シュガーバターの木味」を、また東京・小笠原諸島産カカオ豆から作られた希少なチョコレートを使用した「キットカット ミニ 東京カカオ」を、お土産ショップやネスレ通販オンラインショップなどで販売する。
「シュガーバターの木」は、独自ブレンドで焼き上げた香ばしいシリアル生地にバターを贅沢にかけあわせており、かじるとジュワッっと広がるバターの風味が人気のバターシリアルスイーツだ。
パッケージは6枚入りと12枚入りで、自分用でもちょっとした手土産用にも最適なサイズである。
バターの風味よりも、ミルキーな甘さがずっと広がる「安心感のある甘さ」と表現したらよいだろうか、とにかく優しく強い甘みとバターの香ばしい風味が身も心も包み込んでくれるような逸品だ。
キットカット ミニ 東京カカオ
「キットカット ミニ 東京カカオ」は、何が東京なのかというと東京都産のカカオを使用しているということなのだ。東京都の小笠原諸島で国産カカオの栽培に取り組む平塚製菓や農家の挑戦を知ってもらうきっかけとして、希少な国産カカオ豆から作られたチョコレートを使用した「キットカット ミニ 東京カカオ」を数量限定で販売する。
小笠原産なので紛れもなく東京都産なのだが、この国産カカオ豆をカカオマス中に29%使用している。本品は、世界のカカオ豆総生産量の0.00002%という希少な東京・小笠原諸島産カカオ豆を使用している。一般的な外国産カカオ豆を調達し、船便で輸送し、加工・製品化するサイクルとは異なり、今年収穫されたばかりのとれたてカカオ の豆から作っていることもあり、薫り高く華やかな味わいを楽しむことができる。
普段食べるキットカットとは異なり、やや黒味が強いのでカカオ含有量は多いことは容易に察しが付く。食べてみると、チョコレート感が強くて、キットカットであることを忘れてしまうほど。カカオ含有量が高めのチョコレートが市販されているが、感じとしてはそちらが近い。そしてカカオ特有のわずかな酸味とわずかな苦みが濃厚に溶け合い、いつまでも舌にその感覚を残す。完全に大人向けの本物志向だ。
希少がゆえにお値段高めだが、それに見合う価値はあるので、日本で数少ない熱帯または亜熱帯気候の東京都小笠原産のチョコレートを味わい、国産のよろこびをかみしめてみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影