2013年4月1日、小型家電リサイクル法がスタートした。この法律の内容はどのようなものなのだろうか?また、これまでの家電リサイクル法とどこが違うのだろうか?
小型家電リサイクル法は昨年8月に成立したもので、今年4月に施行される。現在リサイクルが義務づけられているエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機以外のほとんどの家電が対象で、消費者は基本的に無料でごみを出せる。対象は携帯電話、デジタルカメラ、パソコン、電気こたつやランニングマシンなど、100品目以上に上っている。
メーカーなどによる携帯電話やパソコンなどの自主的なリサイクルは従来通り続けられる他、自治体が小型家電を住民から回収し、認定業者が買取り、リサイクルする。
小型家電には貴金属やレアメタルが含まれているが、これら有用金属は、廃棄物として埋め立て処分されることが多かった。これらを回収し再利用するための法律である。
回収対象となる小型家電の中でも、携帯電話はインジウムなど20種以上のレアメタルが含まれる上、携帯1万台から50グラムの金が取り出せる。これは天然の金鉱ならば50トン分掘らなければならない量で、「都市鉱山」として有望視されている。
参考HP 環境省:家電リサイクル法 政府広報オンライン:小型家電リサイクル法
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