KDDIのスマホサービス『povo』(ポヴォ)のアプリ情報が「おかしなことになっている」という。iPhoneやAndroidのアプリストアで『povo』を調べてみると、確かに、アプリのアップデート情報の説明文がおかしなことになっていた。
会社で飲み会をして帰るときの話
本来ならば、アップデート情報には、どんなアップデートをしたのか改善点や修正点などが書かれているものだが、『povo』のアップデート情報には「会社で飲み会をして帰るときの話」が書かれていた。
<povoのアップデート説明文>
「会社での飲み会からの帰り道、酔いを醒ますために一駅分歩いているときのこと。とある交差点で道路の保全工事が行われていました。誘導に従い、迂回ルートをたどってロードローラーの横を進みます。海外での乗車経験のある方なら分かるかもしれませんが、日本の道路って都心は勿論、田舎でも驚くほど「平坦」なんですよね。私たちはこれを当たり前、と考えますが、こうした夜間工事に取り組まれている方々がいると思うと、感謝せずにはいられません。povoではお客様にアプリをより快適に使っていただけるよう、日々アップデートに取り組んでおります。引き続きpovoをどうぞよろしくお願いいたします」
しっかり最後まで読んでみると……
いったいどうして、『povo』のアップデート情報に飲み会の帰りの話が……。しかし、しっかり最後まで読んでみると、どうしてそのエピソードを書いたのか理解できるものになっている。エモい!
ホッコリとした気持ちになる
無機質な情報だけを書くよりも、人が書いている感があったほうが、ホッコリとした気持ちになるというもの。今回の『povo』のアップデート情報、なかなか良いものかもしれない。
※記事画像はApp Store『povo』ページより