みなさん一度は考えたことではないだろうか?今までの自分の経験を通して考えてみたいと思う。
まず、私は世間でいう音楽ゲーマーだ。主に『beatmaniaIIDX』『pop’n music』をプレイしている。高校1年生から始めて、かれこれ8年目を迎えた。なぜここまで続けられたというと、やっぱり”楽しい”からである。ゲームというものはやっぱり楽しいものでなければならない。しかし、楽しさ以外にもたくさん得たものがある。そのうちの二つ紹介しよう。
一つ目に、音楽の種類がたくさんあることを知ることが出来たことだ。音楽ゲームをしていなかった時の自分は、テレビや雑誌などで有名なアーティストの曲しか聞いていなかった。しかし、音楽ゲームをプレイしてみると『Techno』『Trance』『R&B』『HIPHOP』『Dubstep』『Drum’n’Bass』などたくさんのジャンルがあることを知ることが出来た。しかもそのジャンルの曲をプレイするからには、その曲を最後まで聞くこととなるので、自然とどういう曲がどのジャンルになるのかも分かるようになった。
二つ目に、 努力すれば誰だって上手くなれることだ。音楽ゲームをしていない人が、すごい上手い人のプレイを見ると基本的に「自分には出来ない」と思い込みがちだ。もちろん自分も最初はそう思っていた。しかし、自分は逆にどうしたらあんなプレイが出来るのだろうという疑問もあり、まずは簡単な曲から始めた。そして、必ず毎日一回はプレイするという制約を自分で掛けた。その結果、beatmaniaIIDXで一番難しいレベルの★12をクリアする実力まで到達することが出来た。
この二つが特にこの音楽ゲームをやっていて得たことである。
じゃあこの二つを得たことによって何を学べたのか?それは、
「視野が広がり自分の見る世界が広がったことによって、様々な方向性から物事を考えられるようになった」
「見た目が出来なさそうなものでも、継続して行えば、自ずと出来るようになることを知った」
この二点である。なんだ当たり前のことじゃんと思う人も多いと思うが、この得たことは我々の生活の上でとても重要なものではないかと私は考えている。
これをただ知識として学んでいるか、ある体験を通して学んでいるかどうかで大分違うのではないかと思う。
また、このことは音楽ゲームに限ったことではなく、コントローラーを使った殆どのゲームに当てはまることではないだろうか?
皆さんも考えていただきたい。
たかがゲーム、されどゲームと言われようとも私にとってゲームは人生のパートナーでありたい。