モーニング娘。のリーダー・道重さゆみさんが1日、NHK山口放送局制作の『情報維新!やまぐち』のトークコーナーにVTRで登場した。番組リニューアル記念の目玉企画として、山口県宇部市出身の道重さんに白羽の矢が。インタビューを収録したのは宇部市から遠く離れた周防大島町のロケ(子どもたちとフラダンスを踊る)の合間であった。
インタビュアーから「デビュー10周年ですね」と振られて、「体力が続かないだろうし、5~6年で終わると思っていた」と道重さんは語った。10年もアイドルを続けられないだろうと考えていたらしいが、「周りに支えられてここまで来た」と続けた。2003年7月発売の19thシングル『シャボン玉』からのメンバーだが、かつての勢いが無くなったグループを若手、中堅、ベテランとしてずっと支えることは並大抵のことではないだろう。
モー娘。に入る前のエピソードも紹介し、小学校時代は「人間よりダンゴ虫が好きだった」「細々と過ごしていたかった」とアイドルらしからぬカミングアウト。転機は中学校に入って。明るいキャラクターの親友が出来て「人間っていいな」と思えたそうだ。ちなみに、憧れのモー娘。入りを後押しするきっかけもその人だったとのこと。ちなみに、現在でも仲良しらしい。ファンはその親友に大いに感謝すべきかもしれない。
地元・山口についても語っている。“普通の社会人くらいのペース”で実家に帰っているようだ。「地元が大好き」という理由として「ホッとする場所」「祖父母の存在」「昔を思い出せる」「仕事・東京との対比」「感謝の気持ちを改めて」などを挙げた。お気に入りの場所は宇部市の常盤公園。昨年も訪れたが、誰にも気づかれなかったと苦笑い。おそらく単に人が少なかったからだろうが。
ところで、久しぶりのオリコン週間ランキング1位を獲得した『Help me!!』(2013年1月発売)と道重さんが加入したばかりの『シャボン玉』を聴き比べてみた。PVも含めて洗練されている印象を受けたし、相当久しぶりに聴いたモー娘。に「あれ、こんなにカッコよかったっけ…」と新鮮な驚きも。『Help me!!』は道重さんがリーダーになって初めてのシングル1位とのこと。地元から上京してひたすら頑張り続けたご褒美にふさわしいと思う。
画像: 道重さゆみオフィシャルブログ「サユミンランドール」のキャプチャーを合成したもの
http://ameblo.jp/sayumimichishige-blog/