丼の半分が脂になってるラーメンを食べてみた結果→ うわあ

  by クドウ秘境メシ  Tags :  

東京・渋谷のラーメン屋『背脂ラーメン チャッチャ亭』(東京都渋谷区道玄坂2-25-5)は、とことん背脂を追求したガッツリ濃い背脂のラーメンが楽しめる。

自分の好みに合わせて背脂を増減可能

ここのラーメンは自分の好みに合わせて背脂を増やすことができる。公表されている背脂量は三段階で、脂少なめ「少チャッチャ」、脂ふつう「並チャッチャ」、脂大盛り「大チャッチャ」がある。

脂が多すぎてスープを目視で確認できない

しかし、公表されていない隠し背脂が存在する。それは「超絶大チャッチャ」だ。これをオーダーすると、スープの半分くらいが液体化した背脂になっているのでる。

スープを目視で確認できない

実際にオーダーしてみた結果、あまりにも液状化した背脂が多すぎて、スープを目視で確認できない。深く、厚い、背脂の層の下にスープが眠っていると思われる。

背脂ラーメン全部のせをオーダー

ベースとなるラーメンは「背脂ラーメン全部のせ」(1100円)をオーダー。海苔、玉子、チャーシュー、メンマなど、いろいろ全部のせなのに1100円という価格設定は安い気がする。

あまりにも背脂が多すぎて麺が見えない

なにより背脂の存在感の強さが凄まじい。あまりにも背脂が多すぎてスープだけでなく、麺すら見えない。純白の背脂に浮かぶ具のみ、目視で確認できる。

純白の背脂の海から麺をサルベージ

箸を沈めて麺をサルベージすると、太麺が姿を現すと同時に、丼の底面に眠っていたスープがのぼってきて、背脂を茶褐色に染める。しっかりスープも存在した！ そしてズズッとすすると……。

スープよりも背脂で麺に味付けをして食べている流れ

その味は、限りなく優しい！ 背脂がガッツリ濃いのは事実だが、塩気がかなりマイルド。けっして薄味なのではなく、あまりにも背脂が多すぎるため、スープよりも背脂で麺に味付けをして食べている流れになる。そのため、スープの塩気より、背脂の甘味と旨味が存在感を強めるのだ。

塩気のある強い旨味の爆誕

背脂効果もあって、塩気に味覚が支配されることなくスルスルと食べ進められるのが心地いい。食べ進めると、ほどよくスープが背脂とまじりあい、新たなおいしさを生み出す。塩気のある強い旨味の爆誕だ。

背脂にアクセントが欲しい人は、ニンニクや辛味調味料が卓上にあるので入れると良き。これ、いい。背脂が好きな人は、試しに食べてみる価値はあると思われる。うまい。


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