昭和55年(西暦1980年)に秋田県秋田市で創業したラーメン屋『奥州ラーメン』。当時は秋田駅から徒歩圏内にあり、多くのサラリーパーソンや学生たちに「じわっと染み入る醤油ラーメンの味」を楽しませてきた。
先代から味を受け継いだ二代目が『餃子の餃天』開店
2023年8月現在は、父親である先代から味を受け継いだ二代目が『餃子の餃天』(秋田県秋田市広面字蓮沼90-1)を営業中。この店の餃子は高い評価を得ており、楽天市場などのお取り寄せグルメで餃子ランキング1位に君臨するなど、絶大な支持を得ている。
『奥州ラーメン』の流れをくむラーメンが食べられる
では、もう昭和55年創業『奥州ラーメン』の味は体験できないのか?『餃子の餃天』では『奥州ラーメン』の流れをくむラーメンを食べることができる。
さらに東京都でも、2023年8月22日まで『日本橋三越本店』(東京都中央区日本橋室町1-4-1)のデパ地下で伝統ある味を楽しむことができる。
お土産として餃子や弁当や総菜も買える
実際に食べに行ってみた。店舗は『日本橋三越本店』の地下1階のイートインコーナーにある。ここではお土産として餃子や弁当、総菜を買うことができる。
餃子は焼いた状態のものもあれば冷凍もある。弁当には特製チャーシューや餃子がぎっしりと詰まっていた。
チャーシューメンを食べてみることにした
イートインコーナーでラーメン、餃子、ビールなどを堪能することができる。ビールも!? ならばビールも飲まねばなるまい。ということで、チャーシューメン、餃子、ビールの魅惑的すぎる組み合わせをオーダー。
ビールを出すタイミングを聞かれたので「チャーシューメンと餃子と同時にお願いします」と伝える。
ちなみに餃子は色により味が違う
待つこと数分、目の前にやってきたものを一言でいうと「ご褒美」。チャーシューメンのチャーシューは麺が見えないくらい敷かれており、薄切りでトロトロ。餃子は白、赤、緑でいろどり鮮やか。
ちなみに餃子は色により味が違う。タレがなくともそのまま食べられる味付き。
昭和55年創業の歴史ある味ここにあり
チャーシューメンの麺をズズッとすする。うまい。ジワッとうまい。味覚にジワジワ染み込んでいくスープと麺の旨味。
なんだろう。こういう醤油の旨味と薫りをシンプルに追求したラーメン、なかなか食べられなくなったなと思う昨今、これは貴重だし希少。昭和55年創業の歴史ある味、ここにあり。
こういうのでいいんだよ、こういうので。
『日本橋三越本店』のデパ地下でラーメンすすりながらビール
麺をズズッとすすりながら、ビールをグビグビ飲む。スッキリうまい。酷暑だからこそ、余計にうまい。そして餃子を食べる。そしてまたビールを飲む。
こういう時間こそ贅沢な時間。『日本橋三越本店』のデパ地下でラーメンすすりながらビール。ステキである。
昭和55年創業の秋田の老舗ラーメン屋『奥州ラーメン』。その流れを受け継いでいる『餃子の餃天』が日本橋三越のデパ地下で期間限定出店。ならば昼からビール飲むしかないよなああああああああああ! うまい pic.twitter.com/1nbTSEzjJD
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) August 19, 2023
日本橋三越のデパ地下で期間限定で食べられる『餃子の餃天』のラーメンは昭和時代から続く「こういうのでいいんだよ」なザ・日本の醤油ラーメンなり。こういうのでいいんだよ pic.twitter.com/tkTFptk3W0
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) August 19, 2023