客が食券のボタン押す瞬間を凝視して瞬時にオーダーを厨房に伝える店員がいるラーメン二郎系ラーメン屋『盛太郎』に行った結果

客が食券のボタン押す瞬間を凝視して瞬時にオーダーを厨房に伝える店員がいるラーメン二郎インスパイアのラーメン屋がある。『盛太郎』(東京都千代田区内神田3-17-10)である。『ラーメン』税込850円。

うまそうなラーメンの食券を購入

筆者は2015年のオープン時に出向いて食べたことがあった。外国人の店員さんはとても愛想が良く、ニコニコ笑顔で、丁寧な接客をしてくれる。8年ぶりに店舗に行ってみると、その接客の良さは依然と同じだった。

店員はずっと客の横に立って何を買うのか確認

そして、客が食券のボタン押す瞬間を凝視して瞬時にオーダーを厨房に伝える店員がいた。店の入り口付近に券売機があるのだが、客が食券を買っているとき、店員はずっと客の横に立って何を買うのか確認している。

食券の意味はあるのだろうか

客がボタンを押すと、食券が出てくるよりも早く、何を買ったのかボタンを目視で確認し、厨房に「ラーメン!」と伝える。食券が出てくるときには、すでに厨房にオーダーが伝えられている。食券の意味はあるのだろうか(笑)。

客としては、いっさい苦情や文句といった気持ちはなく、「すげえな」という気持ちである。むしろ店員さんおもしろい(笑)。

激安なのにデカ盛り『盛太郎』のラーメン

『盛太郎』のラーメンは激安だ。たったの850円である。それなのに、ラーメン二郎や他のインスパイア店と同様、具のトッピングをマシマシにできる。豚(チャーシュー)もガッツリと盛られている。

ラーメン二郎やインスパイア店の初心者に向いているかも

全部マシマシにしても「すげぇええ!」と思えるほどデカ盛りではないが、それでも850円という価格を考えれば激安すぎるしコスパ良すぎる。なにより店員が怖くないし、むしろ激しく優しくて紳士なので、ラーメン二郎やインスパイア店の初心者に向いているかもしれない。

スープは優しくてほんのり甘めで万人向け

ラーメン二郎マニアの間では賛否あるらしいが、筆者のなかでは『盛太郎』はかなり良いほうのインスパイア店だと感じている。

スープは優しくて万人向けであるにもかかわらず、ニンニクマシマシにすることでパワフルテイストに昇華も可能。アブラは本格的なドロドロ状で、ラーメン二郎目黒店の裏トッピング「コラコラ」に通ずるものを感じる。

豚を食べるために『盛太郎』に行っても良い

何より『盛太郎』で高く評価すべきは、極上の豚。ホロホロと崩れるほど柔らかく仕上げられた豚は、ラーメン二郎インスパイア店のなかでもトップクラスでウマイ。

豚に無数の亀裂が入っているので、しっかりとスープを吸収し、旨味サクレツ。ヤミツキになる豚ここにあり。豚を食べるために『盛太郎』に行っても良いほどである。『盛太郎』いいぞ!

酸素と砂糖水と樹液が大好物 https://twitter.com/kudo_pon

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