国立競技場のスタジアムツアーもセットで楽しめる謎解きイベント、「青嵐トレジャーズと栄光のラストゲーム」を体験してきた

  by ときたたかし  Tags :  

現在、国立競技場(東京都新宿区霞ヶ丘町10-1)のスタジアムツアーと謎解きを一緒に楽しめる謎解きイベント「青嵐トレジャーズと栄光のラストゲーム」が開催中です。先日メディア向けのイベント体験会が開催されたので体験してきました。国立競技場が舞台となる大変豪華な内容でした。

■公式サイト:https://huntersvillage.jp/blacklabel/promo/kokuritsu/ [リンク]

この「青嵐トレジャーズと栄光のラストゲーム」は、架空の近未来スポーツ「エア・アクイラ」の日本代表チーム「青嵐トレジャーズ」のエース「豊橋ショータ」の、成長ストーリーとなっています。謎解きの舞台である国立競技場らしく、スポーツをテーマにした謎解きイベントです。

同イベントの受付は、スタジアムツアー入り口のCゲート(中央門)。 謎解き用のキットを受け取り、その指示に従いながらスタジアムで謎を解き、対象物を見つけ、謎を解いていきます。その過程で次の目的地が新たにわかり、物語が進行していく作品となっていました。

すでに5月から開催されており、体験ゲスト数も少なくないという同イベント。作品の難易度も高く設定されており、謎解き好きのコアなファン層も納得の内容だそうですが、ここではネタバレは一切なし。スタジアムツアーを中心に、全体像を簡単にレポートしたいと思います。

同イベントの大きな特色は、謎解きの過程で、国立競技場の内部に入ることができる点でしょう。スタジアムツアーとセットで楽しめる同イベントでは、キット片手に謎解きをしながらフラッシュインタビューゾーン(選手や監督がインタビューを受ける場所)に入れます。

そのフラッシュインタビューゾーンでは、東京2020大会の聖火リレーで実際に使用されたトーチの展示や、書道家・青柳美扇氏による筆文字の前で記念撮影などもOKです。あのトーチを至近距離で眺めることもできました。

謎解きの途中で訪れる選手のロッカールームでは、特別展示も開催されていて、ワールドカップカタール大会の日本代表サイン入りユニフォームや東京2020大会に参加した三笘薫選手・久保建英選手などのサイン入りシューズを間近に見る事ができました。(※本展示は7月中旬まで実施)

ちなみに現在は、「FIFA 女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド 2023」の開催に伴い、7月17日(月)より「歴代日本女子サッカー代表 なでしこユニフォーム&ボール」を展示しているそうです。

過去のオリンピックやワールドカップで選手が着用したユニフォームや、選手のサインが入った貴重なアイテムも鑑賞できるそうです。また、7月11日(火)からは、「ファンが選ぶサッカー日本代表ベストイレブンユニフォーム」の展示もスタートしています。

ストーリーの進行に合わせてさまざまな謎が展開されますが、競技場の中、スタンドもトラックも謎解きの一部になっています!

また、謎解きはスタンド席でゆっくり解くこともできます。通常では入ることができないエリアを散策することができるので、夏休みのレジャーとしてもぴったりの内容ではないでしょうか。

本イベントでは謎解きの面白さはさることながら、競技場の歴史やスポーツに関する文化や知識にも触れることができます。東京2020大会で実際に使用された聖火台やメダリスト名が刻まれた銘板「トリビュート・トゥー・チャンピオンズ」。1964大会で金メダルを獲得した選手の名前が刻まれた銘板なども展示されており、大変勉強になる機会にもなります。スタジアム場外、場内にある設置物にも謎が隠されており、それに参加しながら競技場の知られざる魅力も再発見することができそうです。

国立競技場で初となる本格謎解き作品「青嵐トレジャーズと栄光のラストゲーム」。スタジアムツアーと併せて夏休みにいかがでしょうか。

■イベント概要
イベント名:「青嵐トレジャーズと栄光のラストゲーム」
開催場所:国立競技場(東京都新宿区霞ヶ丘町10-1)
捜索エリア:国立競技場外周・場内(スタジアムツアーエリア)
想定所要時間:3時間~
難易度: ★★★★☆
プレイ可能期間:スタジアムツアー開催期間
※詳しくは、ツアー予約サイトでご確認ください
https://kokuritu-tours.jp/ [リンク]
参加キット購入方法:
公式HP及び国立競技場スタジアムツアー予約サイトでご確認ください。
参加キット費用:2,200円(税込)※スタジアムツアー料金別
ツアー料金:大人:1,800円、高校生以下:1,000円(税込)

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo