総勢200名以上のウルトラマンファンが大集合!「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」西武園ゆうえんちでスタート

  by ときたたかし  Tags :  

『ウルトラマン』をテーマにしたライド・アトラクション「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」のオープンに先駆け、7月13日(木)西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)でプレスイベントが開催されました。

同アトラクションのオープンイベントには、ウルトラマンファン総勢200名以上のみなさんが、科学特捜隊の隊員とステージに登場。「出動!」の大きな掛け声とともに、『ウルトラマン』をモチーフとした赤と銀のテープが宙を舞い、巨大な火柱が立ち上りました。「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」は、2023の西武園ゆうえんちを代表するアトラクションであり、そのオープンを盛大にお祝いしました。

「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」は、公式の説明によると、ゲスト自身が科学特捜隊の隊員として飛行装備「フローター」を用いて空中を飛び回り、ウルトラマンとともに怪獣へと立ち向かうというもの。急加速・急旋回など縦横無尽に飛び回る飛行体験を作り出すアトラクション機構が織りなす、これまでにないほどの疾走感が特徴でもあります。

イベント開始前には夕陽館にて、「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」の制作に携わった、映画監督の山崎貴氏とテーマパークの体験設計において卓越した実績を誇る株式会社刀クリエイティブチーム・津野庄一郎氏のトークセッションが行われました。

先日、映画『ゴジラ-1.0』の情報解禁でも話題になった山崎貴監督は「『ゴジラ・ザ・ライド』を超えるように頑張って来ました」と制作秘話やアトラクションに賭けた熱い情熱を語ったほか、映画とアトラクションの違いについて、「頭から終わりまでワンカットで作られていて、アトラクションに乗っていて逃げ出せないお客さんをいかに追い込めるかというところにアトラクションの面白さが詰まっている」と説明していました。

株式会社刀の津野庄一郎氏は、「『ゴジラ・ザ・ライド』が出来た時に本当にヤバいアトラクションが出来たなと思っていたのですが、今回はそれを上回る体験を目指してライド開発をしてきたので、とにかく早くゲストのみなさんの反応を見たいと思ってます。楽しみです!」と語りました。

同イベント終了後には、オープンを楽しみにしていたウルトラマンファンのみなさんを対象に先行体験会を実施。「ウルトラマン」とともに空を駆け巡る爽快さに加え、本作では『ウルトラマン』に登場した怪獣の中でも最強と呼ばれる「宇宙恐竜ゼットン」がゲストの目の前に立ちはだかり、強大な怪獣「ゼットン」との手に汗握る展開に歓声も上がりました。

実際に筆者も試乗しましたが、プレショーの段階でも感動を覚えるゲストの方もいて、アトラクションの試乗後も拍手が起こるなど、ウルトラマンファンのみなさんの期待に応えていた様子でした。1分の1スケールで体感する「ウルトラマン」と「ゼットン」の熾烈を極める戦い、胸を熱くするドラマをみなさんも体験してみてはいかがでしょうか。

なお、9月14日(木)より、「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」と、これまでの「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」を2本同時に楽しめるようになるとのことです。

「ウルトラマン・ザ・ライド 世紀の大決闘」特設Webサイト:
https://www.seibu-leisure.co.jp/amusementpark/attraction/ultraman.html [リンク]

撮影:桃
(C) TSUBURAYA PROD.

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo