コスパに満足!驚くほど旨い!京都河原町の「激旨ランチ」3選

  by 丸野裕行  Tags :  

ライターの丸野裕行です。

京都河原町は祇園祭り一色。街中にコンチキチンの音色が響いています。夏の風物詩もコロナの影響で3年も開催できず、昨年から再開されました。京都人としては今年も巨大な山鉾の姿が見られてうれしい限り。

しかしまぁ~京都というのは四季を通して美味しいものがあるんですが、今回はそんな高級なものをご紹介するわけではありません。京都っぽさもありません。リーズナブルにお腹を満たせる河原町周辺のおいしいランチをご紹介したいと思います。

あなたも京都に観光にきたら、ランチとしてぜひ立ち寄ってみてください。

京都市役所前 『出石庵』

京都で皿そばである出石そばを食べられる貴重なお店。しかも、寺町通り沿いですごく便利な好立地。かなり豊富なメニューで出迎えてくれます。お昼の時間は京都市役職員さんでいっぱいになっている場合も多く、人気店ですね。店内も清潔感があり、女性でも入りやすいです。

注文するのはやはり、900円の「皿そば」。5枚の皿そばに薬味と卵、山芋とろろが付いています。こんなものを眺めていると、やっぱり熱燗が飲みたくなります。一本つけてもらいました。濃い目の色のお蕎麦。味を見るためにまずそのまま。うん、そば粉の香りがよくわかります。そこで一献、くぅぅぅぅ~

つゆにつけるとさらにうまい。薬味と卵を投入します。最後に山芋とろろで〆。これが酒に合うんですよ。ずるずると、喉に流れ込んでくるとろろの喉越しの良さといったらあなた、たまらないですよ。

真昼間から大満足のお店でございました。

店名:『出石庵』
住所:京都市中京区押小路通寺町西入ル上本能寺前町470
TEL:075-251-7670
営業時間:[月~水・金]11:00~21:00(L.O.20:30)/[土・日・祝]11:30〜21:00(L.O.20:30)
定休日:木曜日

中京区河原町通三条上ル 『ケララ』

河原町三条の雑居ビル2階にあるのがこのお店。いくつか看板が設置されているので、わかると思います。知る人ぞ知る人気店のため、ランチタイムには入店すると広々とした店内の席は8割以上が埋まっています。こちらがオーダーしようと思うと、次から次へとお客さんが訪れます。おお~すごい!

ランチでは一番お得なケララランチを注文。そこにビールを付けます。ランチメニューはトマトスープORチャイを選べるのですが、筆者的には絶対にトマトスープです。これが酸味があって旨いんですよ!

まぁ本題に戻りますが、日替わり2種カレーの話題。この日は、野菜とチキン。どちらも様々な野菜、チキンが混ざり合い混然一体となっています。ナンもいいし、炭火チキンティカもスパイスが効いていておいしい。さらに、ライスまで付いていて、うれしい限りです!

店名:『ケララ』
住所:京都市中京区河原町通三条上ルKUSビル2F
TEL:075-251-0141
営業時間:【ランチ】11:30~15:00 (L.O. 14:00)/【ディナー】17:00~22:00(L.O. 21:00)
定休日:月曜日

中京区寺町通三条上る 『常盤』

明治創業のお店の年季の入りようは他のお店とは別格。昨年、冷やし中華の記事でお邪魔したのですが、本日は周囲で評判のボリュームのある日替わり定食で勝負。

とにかく、おかずがデカい! さらにご飯の量自体が大盛り! そこにふりかけが添えてあるっていうのも納得です。メニューの数もすごいですが、本日は日替わり定食一択。

本日のメインはささみカツ! コクのあるケチャップがかかっているうえに、カリッとしていて旨そう。このボリューム、食べきれるかな……。野菜とマカロニサラダもいかにもな定食の面持ち。

カツをひと口入れれば、ご飯が進む進む! 手作りのマカロニサラダがこれまた旨い。みそ汁をうどんに変更しなくてよかったよかった。備え付けのテレビを観ながら、ノスタルジックな気分で昭和40年代にタイムスリップできますよ!

店名:『常盤』
住所:京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町523
TEL:075-231-4517
営業時間:[月・火・木]11:00~16:00 ※祝日の場合は~20:00/[金・土・日]11:00~20:00
定休日:水曜日

京都の夜は食事ができるお店が星の数ほどあるんですが、お昼というのは事前情報や知り合いの口コミがないとなかなか見つからないものなんです。チェーン店以外が……。

ぜひともあなたも嗅覚を研ぎ澄まして、自分でも魅力的な新店を見つけてみてくださいね!

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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