ライターの丸野裕行です。
大の肉好きである筆者は、京都の名肉料理をめぐってきました。やはりお肉を食べないと力が出るものではありません!
もちろんバランスよく大根などの根菜の煮物や生野菜なども自分で料理をして食べます。しかし、スタミナのつく肉が食べたい! 肉を食らい仕事をする!
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そこで、今回は大阪桃谷へと足を運び、街をめぐり、コリアンタウン桃谷がどのようなところなのか、そしてお待ちかねの韓国肉料理をいただくことにしました。
鶴橋と並ぶ大阪屈指のコリアタウン
大阪環状線・JR桃谷駅を降りると、階段を下りるたびに焼肉とキムチの匂いがうっすら漂う古い佇まいの駅前が姿を現します。桃谷は、大阪市生野区にある街。桃谷1丁目から桃谷5丁目までのエリアをいいます。鶴橋と肩を並べるコリアタウンなわけですよね。
桃谷駅を出るとすぐにコリアタウンらしい、買い物に便利な桃谷駅前商店街というアーケードがあります。やっぱり活気がありますね~。その慌ただしさに圧倒されながら歩みを進めると、おびただしい数の韓国食材のお店や婦人服のお店が立ち並び、それがとにかく渋い店ばかり。ソウルに来たようですね。
どうもこのアーケードには約60店舗が入っているようですね。アーケード街なので、雨の日でも濡れることもなく、ゆっくりと買い物をすることができるのも魅力です。
そぞろ歩きが楽しい桃谷
ここらへんは、在日コリアンの方が多いので、時折韓国語が耳に入ります。この時点で異国情緒あふれる感じで、肉気分もどんどんと高まります。その代わり近年のK-POPブームで、全国からの観光客がその雰囲気を味わうためにやってくるらしく、幅の狭い道に多くの人がひしめき合っています。
昼から酒をかっ食らっているおっさんも多く、喧嘩する声が聞こえてきたり、路上で堂々と放尿をしている歯がないおっさんなどがいます。治安としてはあまり良くない一面も時折見られます。
でもね、そんな姿を見ていると特殊犯罪アナリストの筆者としてはゾクゾクするわけですね。あ~なんかいいなぁと。
渋い店ばかりだが……
喫茶店も古めかしくて、70年代にタイムスリップですね。
フォントがたまらない店って、絶対にフルーツパフェとクリソ(クリームソーダ)のサンプルが飾られているわけですよ。ナポリタンとかね
老舗っぽいお店の隣には、今どきのポップな派手派手しいお店が陣取っている。これも時代。
遂に到着した肉三昧の店
1時間ほどなんとも言えない香ばしい街をめぐり、ついに肉!!!! 隠れた名店、うぉぉぉぉぉぉぉ~!!!
店内に案内され、席に座ればすでに準備が済んでいる!
とりあえずビールで乾杯すると、お姉さんが慣れた手つきで肉を運んできてくれます。おおお!
サッとサムギョプサルを鉄板の上に乗せ、筆者たちはビールで口を湿らせながら談笑。いつもながら、なんでもない話をしながら、鉄板が豚肉を地獄の火あぶりのようにジュジュッといじめていくところを凝視します。
サムギョプサルってこんな旨いんだ!
しかしこの薄い焼き目! たまりませんよ! 豆もやしまで巻き込まれて、煙をあげます。
でも、まだまだですね。焼き目のつき方が弱い。少し経つと、豚肉の焼けるいい匂いが漂ってきます。これはたまらん! 周囲はもちろん日本人観光客がいるのですが、地元コリアンの人も多く、ワイワイガヤガヤ。にぎやかだわそりゃ。
さてさて、いい頃合いでお姉さんがやってきて、ハサミでジョキジョキ。ドーン! こんな感じで完成です! いただきます! 特製のコチュジャンダレを付けるんですが、これまたうまい。口にアツアツの豚肉を入れれば、柔らかいのなんの。家庭で三枚肉を使うのとはわけが違う。
なんと牛ハラミ襲来!
と思っていると、なんとお姉さん、ボールに入った牛ハラミをジュ~。まさに肉の楽園ですね。
腹いっぱいサンチュやニンニク、キムチといただき、大満足! 最高に旨かった! ごちそうさまでした!
帰りには相も変わらず夜の桃谷を満喫しながら、帰路につきましたとさ。