低周回軌道に宇宙船等を運ぶ、二段式商業用ロケット『ファルコン9』が、200回もの着陸に成功。運営のスペースX社によると、今まで累計72機の宇宙船を軌道に乗せることに成功してきたという。
ふたたび地上に戻ってくる『ファルコン9』
『ファルコン9』は低周回軌道へと宇宙船を送ったのち、ふたたび地上に戻ってくるシステム。それにより、従来より格段に低コスト化を図ることができる。
<スペースX社のTwitterコメント>
「72機の宇宙船を軌道に乗せた後、ファルコン9は地球に帰還し、スペースXによる軌道級ロケットの200回目の着陸を完了した」
After delivering 72 spacecraft to orbit, Falcon 9 returns to Earth and completes SpaceX’s 200th landing of an orbital class rocket pic.twitter.com/7Aw52C97jk
— SpaceX (@SpaceX) June 13, 2023
凄まじい宇宙技術!
スペースX社が公開した『ファルコン9』の着陸動画がTwitterで公開されている。実際に見てみると、200回も使い込んだロケットとは思えないほどスムーズに、そして慣れたように着陸している。あまりにも凄まじい宇宙技術!
外宇宙への探査にも期待
もはやスペースXにとって『ファルコン9』の着陸はいつものこと。コーラを飲んだらゲップが出ることが確実なように、『ファルコン9』の着陸も確実といったところか。スペースXによる今後の月へ、火星へ、外宇宙への探査にも期待だ。
※記事画像はスペースX社の公式Twitterより