天下一品が「こってりMAX」なるラーメンを販売するそうです。全国販売は2023年6月12日からですが、店舗限定で先行販売するとのこと。
『天下一品 中野店』で食べられる
ということで、先行販売している店舗のひとつ『天下一品 中野店』(東京都中野区新井1-9-3)に食べに行ってみました。
コップdeこってりスープ
JR中野駅から10分くらい歩いて『天下一品 中野店』にやってきました。
店頭に「こってりMAX」と書かれた旗が掲げられていました。これは期待してしまう。
中野店限定で「コップdeこってりスープ」なるものもありました。そういうのもあるのか。
こってりMAXの発売初日だから大混雑かも!?
店内に入ると、そんなに混雑していませんでした。「こってりMAXの発売初日だから大混雑かも!?」と思い、並ぶ勢いできたのでちょっとホッとしました。
ついでに、ヤカンにこってりスープを入れてくれる「追いスープキチムライスセット」もオーダーしました。
ドロドロ感が目視でも伝わってくる
こってりMAXラーメン、めっちゃ濃そうです。スープ量は従来と同じっぽいのですが、ドロドロ感が目視でも伝わってきます。
スープというより、ジェルというか、ゼリーというか、粘液というか、ねるねるねるねというか、とにかく粘性が高そうです。
粘性の高いドロドロ!
どれくらいスープがドロドロなのか、どれだけこってりなのか、最初にレンゲでスープをすくってみました。
すると……、ウホッ。ドロドロすぎる! これ完全に、液体というより、粘性の高いドロドロ! すごいドロドロ(語彙力)。
麺とともにスープが持ち上がる
いちばん驚いたのが、ドロドロのレベル。こってりMAXスープを麺に良くからめて持ち上げると、スープの念力が強いので麺にまとわりつき、麺とともにスープが持ち上がるのです。丼からスープが激減します(笑)。
確かに天下一品のスープはデフォルトでもこってりしていますが、ここまでこってりなのは驚きです。もはやスープじゃあないです。粘液!
さらに追いスープで楽しむ
最後に、ヤカンから追いスープを丼に注ぎます。追いスープは「いつものこってりスープ」なので、どんぶりに注ぐことで、こってり度が緩和されていきます。
つまり「こってりよりこってりだけどこってりMAXと比べればこってり寄り」になります。何言っているのかわからないかもしれないのですが……、味と粘性のグラデシーションを楽しむためにしました。
「こういうのが食べたかったんだよ」がここにある
あらゆる飲食店が期間限定で販売している、極端なメニューはウケが良いものです。極端に具が多かったり、デカかったり。ですが……、極端さを優先にした結果、本来の味を犠牲にしているメニューが多々あります。そういうメニューは楽しいけど悲しい。楽しいけど。
でも天下一品のこってりMAXラーメンは別。塩気はそのままに、粘力とコクだけブチ上げることに成功。客が求めていた「こういうのが食べたかったんだよ」がここにある。だから心地よい状態で最後まで食べ進められます。ステキやん?
こってりMAXラーメンが食べられる幸せ
ひとつリクエストがあるとしたら……。「こってりMAXラーメンもスープ多めに対応してほしい」という点でしょうか。そう、こってりMAXラーメンはスープ多めに対応していないのです。でもまあ、単なる客のワガママ。こってりMAXラーメンが食べられるだけでも嬉しいです。ちゃし!
天下一品の店舗限定先行販売こってりMAXラーメンを食べてみた。かつて天下一品の一部店舗が本部に内緒でやってた「超超超こってり」と同じくらいこってり! タレは濃くないからドロドロとコクだけがパワーアップしてて良き! うまい pic.twitter.com/Ur38Yf7Dsw
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) June 1, 2023
天下一品のこってりMAXラーメンうまい。麺を持ち上げるとスープがこってりすぎて麺に吸着しすぎるので丼からスープがなくなる 笑! すごい pic.twitter.com/jHaCFDw0Dr
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) June 1, 2023