レアな焼肉が愛されるようになった昨今。「サッと炙るくらいで食べてください」「レアが美味しいので焼きすぎないで」と焼肉屋の店員さんに指示されることも多々ある。わかる。そういう食べ方がよいのも理解できる。だがしかし、焼肉はガッツリと焼いたほうがウマイ! そう断言したい!
ガッツリとしっかり焼いて食べたい
激安のカルビも、高級黒毛和牛も、どんなレベルの焼肉だろうと、ガッツリとしっかり焼いて食べたい。むしろ、焦げるぐらいまで火を通したカリカリなカルビが食べたい! 皆さんもそんな気分になるときないだろうか!
焦げるくらいカリカリに焼いた焼肉をライスでガツガツ食べるのが良い。たとえ激安焼肉でも大満足。その満足度は高級店にも勝る。うまい、うますぎる pic.twitter.com/TGdW9G4ysW
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) April 23, 2023
バリバリに焦げるぐらいまで焼いた焼肉がウマイ
ということで、バリバリに焦げるぐらいまで焼いた焼肉を食べるために焼肉屋に行ってみた。向かったのは一人焼肉の人気店『焼肉ライク』。
「バリバリに焦げるぐらいまで焼いた焼肉食おうぜ!」なんて言っても賛同者、なかなかいないからな。現代社会のみんなは「レア肉の魔法」にかかっててるから、バリバリに焦げるくらいまで焼いた焼肉に興味持ってくれないからな。みんなレアが好きだしな。一人で行くしかないんだよ。
「焦げるぐらい焼く」というのが正解
サッと焼くぐらいで食べちゃう。そんなレア思考の人、少なくないと思うが、今の俺はバリバリに焼いたカルビを白飯で食いたいんだょおおおお! っつーことで、とことん焼く。ガッツリ焼く。「程よく焼く」じゃあなくて「焦げるぐらい焼く」というのが正解。焦がす! バリバリ焦がすぞ!
バリバリに焦げるくらい焼いた焼肉は最高
薄切りのカルビはすぐに焼ける。肉汁が滴って、脂が落ちて、縮む。そして焦げる。どんどん焦げる。カリカリになる。とことんカリカリになって干上がる。
だがその干上がりがイイッ! それをたっぷりとタレに浸して、ライスにガッツリとのせてガツガツ食う。うぅぅぅうううううううん! バリバリに焦げるくらい焼いた焼肉、最高! 至高の時間!
ちなみに、ガッツ焼いて焦げたカルビをタレに浸すと、「ジュッ!」とカルビの熱でタレが蒸発する音がする。この音もたまらなく最高なんだよな。美味しさを盛り上げる音。ジュッ!
「肉に染み込んだタレ」をライスを食らう!
バリバリにカリカリにザクザクに焦げるくらいまで焼いた焼肉、ライスと合わせると最高にウマイ! どうしてウマイのか? 肉の旨味はタレの旨味。この食べ方は、タレをシミシミにした肉を楽しむ手法ッ! ジューシーとか肉汁とか気にしない。それより「肉に染み込んだタレ」をライスを食らう! たまんねーのよ。
メイラード反応を起こす!
よりおいしく食べる方法は、焼く前にタレをたっぷりと肉に染み込ませてから焼くこと。そして油を落としながらタレを焼いてメイラード反応を起こす! 旨味爆上がりな感じ!
わかる。「せっかくのウマイ脂落としてどーすんだよ!」という声が上がるのはわかる。そういう声、必然。だがガッツリと焦げるくらい焼いた焼肉もうまいんだぜ……。
— ナガノ (@ngntrtr) February 25, 2023