全く別物になったリニューアル後のドミノ・ピザ「ジューシーからあげ」をお家でさらに美味しく食べる方法を記者が伝授!

  by 古川 智規  Tags :  

ドミノ・ピザは「ジューシーからあげ」を全国の店舗で順次リニューアルしている。2023年3月下旬より順次切り替えを開始し、5月中にはすべての店舗でリニューアルできる見込みだ。「ジューシーからあげ」は、ドミノ・ピザのチキンのサイドメニュー5種の中でも定番中の定番と言われるサイドメニュー。登場は2014年だが今回、リニューアルを実施。「衣がサクッ!中はジュワ~!」と、さらに美味しくなったとのこと。ピザのサイドメニューとしてはもちろんだが、同社ではちょっと小腹が空いたときのスナックやお酒のおつまみにも、ご飯のおかずの1品にも単品でからあげだけでも注文してほしいと期待を寄せる。写真手前がリニューアル後だが、見ただけでわかる変わりようだ。

従来のからあげは、ジューシーなのだが衣もしっとりとしていて食べやすかった反面、あくまでもピザのサイドメニューとしての域を出なかった感はある。
今回のリニューアルにより全く別物になっているのは実際に食べて実感したところだ。まずは衣がサクッとしていて、カリカリ感がある。これだけでからあげ好きにはたまらない要素だろう。

しかしそれだけではなく、サクッと衣をかんだ後の鶏肉のジューシーな脂や肉汁のあふれようは従来品通りの美味さを凝縮している。衣のサクサク感と、肉のジューシー感という相反する要素を両立されている。ちなみに出来立てのものは当然だが、宅配された、つまりある程度時間が経過したものであってもこれは変わらなかったのは付記しておく。

さて、これだけ複数の要素が詰まったからあげなのであれば、いろいろな食べ方ができる。もちろん同社の本業であるピザのサイドメニューとしてというのが一般的だが、宅配できるサラダとからあげを合わせてドレッシングやチーズをかけて、容器を振れば美味しい肉感あふれるサラダの出来上がりだ。ドレッシングに触れても衣のサクサク感は変わらない。

買うものはバタールだけ!

ここまでくればチョイ足しで立派な食事になるはずだと記者はバタールを購入してきた。ドミノピザで宅配注文をしたのは件のからあげとクラムチャウダーだけだ。それだけでもちゃんと宅配してくれる。
バタールとは平たく言えばフランスパンのことだが、コッペパンよりも長く比較的短めのフランスパンをバタールと呼ぶ。たくさん食べるのであれば長いバゲットでも構わない。ただし、できれば店舗でパンを焼いている「作りパン屋」で購入したい。

バタールは専用の包丁でスライスしてもいいのだが、手で食べやすい大きさにちぎって、そこに縦に半分に割いたからあげを挟んで食べるだけだ。
写真のハサミは「ののじ」が販売しているピザカット用の専用ばさみだ。ドミノのピザはカットされているので本来の目的であるピザの場合はあまり必要はないが、からあげを縦にカットするのに重宝した。皿に置いたままで縦方向に挟んで切るだけなので簡単だ。

バタールは外側の皮の部分はパリパリで硬いが、中は意外にも水分が多くふわふわなので手で割いてカットしたからあげを挟めば美味しいサンドになる。好みでレタスやトマトを挟んでもよいが、その場合はきちんときれいにカットするほうが挟みやすい。

そしてフランスパンをそのままクラムチャウダーに浸して食べてもよいが、からあげを挟んだパンを浸しても非常に美味しい。アサリの濃厚な味わいたっぷりの味変が楽しめる。
みんな大好きからあげであれば、ごはんのおかずにもお酒のおつまみにもなり、応用の幅は広い。翌日のお弁当に詰めるとちょうど食べやすい小ぶりなからあげなので実は最適だということがわかるだろう。
ピザチェーン店でピザを注文しないのもどうかとは思うが、同社がメインのおかずにもなると言っている以上、躊躇せずに注文すればよいだろう。お近くに店舗があればスーパーに買い物に行く感覚でからあげをテイクアウトすれば、意外な特典やキャンペーンでお得に買い物ができるかもしれない。

※写真はすべて記者撮影

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