人気テレビゲーム『ファイナルファンタジーIII』(FF3)が発売されたのは、1990年4月27日のこと。今から33年前のことである。つまり当時0歳だった子どもは現在33歳。そう考えるとかなり長い年月が経ったといえるが、今もなお、その感動が悠久の風として心の中に吹き続けているファンは少なくないはずだ。
当時の資料に多くのファンが歓喜
FF3の開発に携わった人たちが、次々とFF3に関して言及。なかにはFF3開発当時の貴重な資料をTwitter掲載している神スタッフもおり、多くのファンが歓喜している。特に渋谷員子さんと田中弘道さんは惜しみなく当時の資料を披露している。この資料、なんだかチョコボくさいぞ……!?
FFⅢの33周年とのことで、3並びでめでたいですな。
FFⅠの頃は殆ど仕様書とか残してなかったけど、Ⅲに関してはDQの堀井さんの資料の山に感化されて、我々もとにかく企画書をちゃんと書いて残そうキャンペーン実施中でしたのでやたら資料の山が現存しております。#FF3#FF3_33rd_ANNIVERSARY pic.twitter.com/0splWxNmkL— 田中弘道 (@tanakahiromichi) April 27, 2023
絵以外の資料の山。私もあるけど田中さんもたくさん持ってる😊#FF3_33周年 #FF3_33th_ANNIVERSARY https://t.co/EwB9rsmj1p
— kazuko shibuya (@Skazuko) April 27, 2023
FF3が33周年ですって😊
くらやみの雲は何のラフも残っておらず残念。でも天野さんに発注した際に私が描いたパッケージのラフはある。初出しではないけど懐かしい一枚よ。ピクセルリマスター楽しんでね😊#FF3_33th_ANNIVERSARY#FF3_33周年 #FFピクセルリマスター pic.twitter.com/Zfs2ZOh2G8— kazuko shibuya (@Skazuko) April 27, 2023
この二刀流の案は坂口さん。2本の剣をこうクロスしてこう!みたいなポーズしてくれた😆#FF3_33th_ANNIVERSARY #FF3_33周年 https://t.co/BpJpqrCC8T
— kazuko shibuya (@Skazuko) April 27, 2023
ファミコン時代は8×8が1単位。左1ドット空いてるのは並べた時にくっつかないように。昔も試行錯誤してました。1ドット足りないと苦しみ、奇跡の1ドットに喜び、ブラウン管に助けられる。そんな時代。12ドットちょうどいい#FFピクセルリマスター https://t.co/8ABZ43Rlyc
— kazuko shibuya (@Skazuko) April 21, 2023
33歳おめでとう〜
FF14内でまっつーのスパルタ下限ではじめて暗闇の雲と対峙したときの思い出写真である。#FF14 #スクウェア開発室 #sakaGUCCI https://t.co/ZzTn4xBKqc pic.twitter.com/9tBLIHr5rV
— 坂口博信 (@auuo) April 27, 2023
ファンの間から高い評価
FF3はFFシリーズのなかでもたくさんの要素が誕生した重要すぎる作品であり、剣と魔法の世界を徹底したファンタジーな世界観とストーリーは、ファンの間から高い評価を得ている。
ゲーム雑誌編集者にFF3について話を聞いたところ「FF3以降の同シリーズ作品は機械文明などのメカメカしい要素が増えていきました。なのでFF3が好きな人には、中世ヨーロッパ的なファンタジーが好きな人が多い」と語っていた。
ファイナルファンタジーIII ピクセルリマスター
ガチのFF3ファンに話を聞いたところ「隠し部屋のつるぎざきさんの秘密を知りたい!」「雰囲気はファミコン版が最強。ムービーはニンテンドーDS版が最強。美麗さと懐古はピクセルリマスター版が最強」とのことだった。
そう、FF3は『ファイナルファンタジーIII ピクセルリマスター』として改めて発売されており、プレイヤーから高評価を得ている。ニンテンドースイッチでも遊べるぞ。気になる人はプレイしてみてはいかがだろうか。
※記事画像は渋谷員子さんのTwitterより