「ピザハット」は、ディップで味わう新感覚ピザ「Hut Melts(ハットメルツ)」を4月21日(金)より全国発売した。ピザというにはこれまでの概念を覆すものなので実際に食べてみた。
「Hut Melts」は、本国アメリカで2022年11月発売され、新しいスタイルとして人気商品となった「Melts」を日本人向けにアレンジした商品だ。クリスピー生地にたっぷりのチーズと具材を挟んで焼き上げ、特製トマトソースとワカモレ(アボカドソース)の2種類のソースにディップして食べるお一人様用のピザだ。
同社によれば、特製トマトソースをディップすればうま味をプラス、ワカモレ(アボカドソース)をディップすればクリーミーさをプラスと、お好みの「味変」を自由に楽しめるとしている。
トッピングは「ベーコンポテマヨ」「マルゲリータ」「スパイシーチキン」「ミートラバー」の4種類から選択可能。今回は2種類を食べてみた。
平行四辺形の形で真ん中でカットした感じのピザだ。一般的なピザで言う2ピース分ということになろうか。すでにカットされているので中央からはチーズや具材があふれている。
2種類のディップはカップに入っていて、ピザでもポテトでも好きなようにつけて食べればよい。両面が焼かれて挟まれているので、ほとんど手は汚れないのも手軽さという点ではグッドだ。
生地が両面にあるので1ピースでも従来のピザよりも量は多いように感じる。これが2ピースなのでパッケージは小さく見えるが十分なボリュームであることは間違いない。
ディップをしようと思えばカップが小さいので、ピザを付けるというよりもソースを乗せる形になるだろう。スプーンがついていれば便利だと思う。ポテトならそのままつけて食べることが可能だ。トマトソースは程よい酸味がチーズと具材にマッチして、いつものピザをさらに濃厚に、アボカドソースは中に入っている玉ねぎのみじん切りがフレッシュさと心地よい歯触りを与えてくれる。
個人的にはピザハットのパン生地が大好きなのだが、こういうスタイルであればクリスピー生地が最適だと感じた。いつもと少し違うスタイルで気軽に楽しむにはいい選択だ。
※写真はすべて記者撮影