4月19日、米国防総省(United States Department of Defense、DoD)は、機密解除された「未確認異常現象映像(Unidentified Anomalous Phenomena Videos)」3本を公開しました。
NEWS: DoD Working to Better Understand, Resolve Anomalous Phenomenahttps://t.co/SE6xX4QTUe
— Department of Defense 🇺🇸 (@DeptofDefense) April 19, 2023
https://twitter.com/DeptofDefense/status/1648803384227508225
同省の画像配信システム(Defense Visual Information Distribution Service、DVIDS)を通じて公開されたのは、中東で撮影された映像1本と、南アジアで撮影された映像2本となっています。
このうち2本は19日に行われた上院軍事委員会の公聴会で再生されたものです。
Middle East Object
https://www.dvidshub.net/video/880273/middle-east-object
2022年7月12日に無人偵察機MQ9が中東のある場所で撮影した映像です。小さな銀色の球体が右上から左下に画面を通過していく様子が捉えられています。
公聴会に出席しこの動画を再生した全領域異常対策室(All-domain Anomaly Resolution Office、AARO)のショーン・カークパトリック博士によると、この球体の正体は不明だということです。
South Asian Object 1
https://www.dvidshub.net/video/880270/south-asian-object-1
2023年1月15日に南アジアのある場所でMQ9が撮影した映像です。カークパトリック博士によると、この物体は民間航空機の可能性が高いとのことです。
South Asian Object 2
https://www.dvidshub.net/video/880271/south-asian-object-2
こちらも南アジアのある場所でMQ9が撮影した映像です。撮影日は2023年1月15日となっています。この映像の物体も民間航空機の可能性が高いということです。
現在650件以上の映像を調査中だというAAROは、“異常現象として興味深いもの”を優先的に調査していくとのことです。
【関連記事】UFOと見られる物体を撮影した動画を米国防総省が「原因不明の航空現象」として機密解除
https://getnews.jp/archives/2515140[リンク]
※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/DeptofDefense/status/1648803384227508225
※ソース:
https://www.defense.gov/News/News-Stories/Article/Article/3368109/dod-working-to-better-understand-resolve-anomalous-phenomena/