ちいかわアニメ最新エピソード『網脂』で注目すべき3つのポイント

人気テレビアニメーション『ちいかわ』は、朝の情報番組『目覚ましテレビ』のアニメコーナーにて火曜日と金曜日に放送されている人気作品だ。

注目すべきポイントがいくつもある『網脂』

基本的に放送から1週間はYouTubeで無料公開されているので見逃した人は視聴してみてほしいが、特に2023年4月11日に放送されたエピソード『網脂』はヤバイ。そしてこの物語、注目すべきポイントがいくつもあるのである。

<アニメ『ちいかわ』網脂で注目すべき3つのポイント>
1. 声優の声
キメラと言うべきか、モンスターと言うべきか、『ちいかわ』には攻撃してくる敵がいる。そういう敵は討伐対象として、退治すると報酬をもらえるのだが、『網脂』は討伐対象であり、口から脂を放出して動きを止める能力を持っている。そんな『網脂』だが、その声があまりにも不気味。しかもわざわざ「網脂」とみずから話してくるのである。なぜ自分の名前や技名を話すのか? なによりその声で発せられる「網脂」は極めて不気味だ。

2. 網脂
もっとも注目してほしいのが、『網脂』が網脂を放出した瞬間とその直後だ。『網脂』が網脂を放出した瞬間、少しだけ口もとに網脂が残る。そしてすぐにジュルッと吸い込むのである。なぜかその描写がリアル。そもそも『ちいかわ』の描写レベルであれば、そのようなジュルッと吸い込むシーンを細かく描写する必要はない。しかし、だからこそ、『ちいかわ』の世界は恐ろしく、そしてファンタジーなのだ。ドバッと出してからのジュルッ。怖い。

リアルな話をすれば、アニメ制作陣は漫画『網脂』の2コマ目と3コマ目に注目したものと思われる。2コマ目で『網脂』が網脂を口から垂れ流している。しかし3コマ目ではなくなっている。漫画をできるだけ忠実に再現する際、2コマ目で口から出ていた網脂を3コマ目のシーンで消すため、ジュルッと吸い込ませたのではないだろうか。

3. 非攻撃性
『網脂』の網脂には毒性はないようである。ハチワレに網を放出しつつ「アブラカタブラ」と言いながら浮遊して立ち去って行った。浮遊能力は不明だが、体内ガスから浮力を得ての飛行だと思われる。ハチワレは討伐に失敗したものの、攻撃らしい攻撃は受けず、捕食もされず、無事に帰ることができた。立場的に『網脂』はちいかわ族よりも下の存在、弱い生物なのかもしれない。それゆえ、回避能力として網脂を使用しているのだと考えられる。


かなり人語をの介する存在『網脂』

ちなみに、『ちいかわ』に登場するキメラやモンスターと呼ばれる存在の多くが、ちいかわ族の言葉を理解し、話すことができる。

それゆえ、ハチワレたちが質問すると、返答してくれることがある。今回の『網脂』も、かなり人語を解する存在だと思われる。


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