そうきたかぁ!『ハッピーターン スパイス』はこれまでとは反対の味をプラスしてもやっぱりやみつき?

  by 古川 智規  Tags :  

亀田製菓は『73g ハッピーターン スパイス』2023年3月27日(月)から発売している。
『ハッピーターン スパイス』の発売に合わせ、千鳥の2人を起用した新CM「ハッピーターン粉うま」篇を2023年3月30日(木)より全国で放送している。CMでは千鳥の2人が「ハッピーパウダー」「ハッピースパイス」の”粉うま”感をクセになる表情と歌で表現。はたしてそんなに美味いものなのかどうか食べてみたのでレビューする。

同社による本製品の開発経緯は次の通りだ。

「1976年第一次オイルショックの影響で日本中が不景気だったなか、幸せ(ハッピー)がお客様に戻って来る(ターン)ようにという願いをこめて誕生した『ハッピーターン』。このたび、多くのお客様をやみつきにしてきた唯一無二の「ハッピーパウダー」に勝るとも劣らない第2のやみつきパウダー「ハッピースパイス」を開発しました。『ハッピーターン スパイス』は『ハッピーターン』に対抗できる全く新しいおいしさの開発のため、約20名もの技術担当者が携わり、イチから試行錯誤を繰り返しました。お客様に親しまれているスパイス選びやバランスのよい組み合わせなど、幾度にも渡る調合を行い、やみつき感を底上げするような8種類のスパイスの独自配合が完成しました。そのおいしさは公式ライバルと断言できるほどの唯一無二のやみつきパウダーに仕上がっています。事前のお客様調査(2022年同社調べ)では、ハッピーターンと同様に「言葉では表現できない味」という声も多く挙げられ、「ハッピーパウダー」に匹敵する魔法の粉が誕生しました。また、パッケージにもこだわり、思わず食べすぎてしまうことを防ぐチャック「やみつきストッパー」を採用しています。」

としていて、かなりの自信のようだ。
そもそも完成の域に達しているからこそロングセラーなのであって、記者の子供のころに登場した同品に手を加えてどうなるのだろうというのが正直な先入観だった。

実際に食べてみると、コショウの辛さが感じられるので、大人向けのおやつにもおつまみにもなるのは納得がいく。しかし例の甘いパウダーのような変わらぬ美味しさもあり、辛さの後に甘みが残り後味はやはりスパイスの辛さがある。不思議な味だ。

そして「やみつきストッパー」は全く役に立たず、一気に一袋を全部食べてしまった。辛くても食べ続けてしまうその美味しさは完成品に手を加えてもやっぱり美味しかったという結論になった。
子どものころからなじみのあるおやつが大人向けになったと思えば、懐かしさと新たな美味しさを求めても失敗のない第二の完成品が誕生したといっても過言ではないだろう。

※写真はすべて記者撮影

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