日本で近頃CBDベイプやドリンクが話題になっている「CBD」ですが、イギリスでは日常生活でもかなり頻繁に見かけるメジャーな製品です。
CBDとは
カンナビジオール（Cannabidiol）と呼ばれる、大麻に含まれる成分の通称。大麻の使用に関しては、イギリスでも日本と同じく栽培・販売などは違法ですが、医療目的での専門家の使用は合法とのこと。ただ実際の肌感覚としては、個人使用はかなり黙認されているという印象です。
そんな大麻の麻薬成分を取り除き、ストレス軽減やリラックス効果などから人気を博しているのがCBD。スーパーマーケットやドラッグストアでもCBD関連の商品が置いてあるので、イギリス人の生活にはかなり身近なものになっています。
また、イギリスではタバコ喫煙者への禁煙キャンペーンとしてベイプが推奨されているという背景もありたくさんベイプショップを見かけるのですが、そこでもCBD商品がたくさん販売されています。
グミやボディクリームまで！種類豊富なCBDプロダクト
こちらが街でよく見かけるタイプのベイプショップ。中にはCBDベイプはもちろん、オイルやグミ、ジェルにクリームまで売られており、コンビニのような感覚で購入が可能です。
CBDドリンクを実飲！
そんなCBDのプロダクトの中で、特に手に入りやすくて人気なのが、CBDドリンク。スーパーマーケットやカフェなど様々な場所で売られており、種類も様々。それぞれのブランドが、オーガニックなプロダクトであることや、シュガーフリー・ヴィーガンフレンドリー・グルテンフリーなどこだわりの製造方法であることをアピールしています。
こちらの「INTUNE」というブランドは、東ロンドンのメーカーが生産しており、東ロンドンで生活していると本当によく見かけます。実際に代表的な3種類を飲んでみました。
個人的な好みとしては、黄色の缶のエルダーフラワー＆ホップが癖がなく程よい甘みで一番美味しいと感じました。オレンジの缶のグレープフルーツ＆ミントは、ミントの風味はそこまで強くなかったので、グレープフルーツが好きな方にはおすすめです。ピンクの缶はザクロ＆ジンジャー。こちらはフルーティーな甘みのあるジンジャーという印象でした。
どれも甘すぎず、しつこくないすっきりとした優しい炭酸飲料なので、特にリラックスしたシチュエーションで飲むのに最適だと思います。
日本では、まだまだイギリスほど普及はしていないと思われる、ドリンクなどのCBD製品ですが、お酒やタバコの代替品として使用したり、リラックスしながら純粋に楽しむことができる商品なので見かけたらぜひ試してみて欲しいです。
