眼鏡の国家資格「眼鏡作製技能士」って?資格取得者の全店舗在籍を目指す眼鏡チェーンの取り組み紹介

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眼鏡関連で唯一の国家資格「眼鏡作製技能士」を、皆さんご存じですか?

なんとなく前々からありそ~な資格ではありますが、新設されたのは実は去年(2022年)3月。
同資格のHPには、
眼鏡作製において、お客様の眼鏡の使用状況・使用目的を聞き取ると共に、視力の測定、レンズ・フレームの販売、加工前作業、レンズ発注・加工、フィッティング、引き渡し、アフターケアを行う眼鏡作製の総合エキスパート
という記載が有りました。

全国で眼鏡専門店を運営する「ビジョンメガネ」は、2024年中に国家資格「眼鏡作製技能士」取得者を全国の店舗(※フランチャイズチェーン除く、直営の全100店)に在籍させることを目指しています。

同社は現在、その「眼鏡作製技能士」に対応した、専門的な知識や技能を学べる社内教育制度を導入されています。

社内教育制度「メガネのマエストロ制度」では、販売スタッフが、学科8科目と実技4科目を学ぶことができるそう。
視力測定やレンズ加工、フィッティングといった眼鏡作成に必要な基礎知識から、
顔型別のフレーム提案、また光学技術の向上により日々進化する眼鏡レンズについて網羅。

さらに、「スマホ老眼」「子どもの視力低下」といった現代ならではの問題への対策に関しても組み込んでいるようなので、本当に充実の内容ですね。

(画像は「接客」について学べる、オンライン研修の映像)

ちなみに、ビジョンメガネの販売スタッフは、「メガネのマエストロ(=お客様の眼鏡の問題を発見し、解決できるプロフェッショナルなスタッフ)」という独自名称がつけられています。
同社のプレスリリースによると、「充実のマニュアルと研修で身に付けた、眼鏡と目に関する高い知識と技術力をもとにした接客が最大の強み。顧客アンケートでは、毎月平均98.6%以上ものお客様がスタッフの対応に「満足」または「やや満足」と回答」ということでした。

高度な測定技術を持つ“マエストロ”による、全17項目に及ぶ充実の視力測定
こうした高度な測定技術と豊富な経験を持つ“メガネのマエストロ”による、全17項目にも及ぶ充実の「視力測定」(無料)も、ビジョンメガネならではの特徴です。

17項目(以下、画像)のうち最も重要視するのは「問診」!
スタッフが、お客様の生活環境や眼鏡の使用用途(仕事・趣味など)、目に関する悩みを細かく聞き出します。

その後、最新機器も活用しながら、約30分かけ、目の状態(近視や乱視、遠視の度数のほか、左右の目の視線のズレ、利き目、目の使い方の癖など)をしっかりとチェックしていくそうですよ。
お店で視力測定のみ受けることも可能とのことなので、なんだか最近モノが見えづらいな~と感じている方、要チェックです!

shamrocks

日常の中で見つけたおすすめ情報を紹介しています。のりトーストのある喫茶店が好き。