【ご近所グルメ】何度でも食べたい らーめん とりひろ

とりひろは鳥取名産のブランド鶏「大山鶏」をベースとするらーめんがウリです。
今回ご紹介したいおすすめメニューは何といっても「しょうゆ白湯らーめん」。
一緒にサービスライス大盛りを注文。ほどなくやって来ました、鶏のコラーゲンでとろりとゆれるらーめんです。
見え隠れする大山鶏の鶏ハムとメンマ。
ゆでほうれん草、ねぎ、細切り唐辛子、後に主役におどり出る大きめの海苔が彩りを添えています。
んーいい香り。
まず細身で使いやすいレンゲでスープをふぅーふぅーして一口。
これはっ・・・なめらかでねっとりトロトロとしたスープを口に含んだとたん、華やかに鼻腔を満たす香ばしいしょうゆの香り。そして自然な甘みと旨みがのどいっぱいに広がります。
なんという複雑な旨みとこく。何度でもスープを口に運んでしまいます。
次にスープがしたたる太めの麺をほおばります。
ああ・・・ほど良い歯ごたえを残して口の中でしこりしこりと麺がほどけます。
大盛りにすればよかった・・・。
おもむろにスープから半分顔をのぞかせていた大山鶏の鶏ハムにかじりつきます。
なんと・・・ぷりりと音がしそうな歯切れの良い弾力感。さらに噛みしめると、鶏とは思えないジューシーさと濃厚な味わいがじわじわと染み出します。
鶏=淡白という式が頭から消えました。
このあたりでスープの下に隠れるメンマを箸で引っぱり出し、太さが際立つそれを噛みます。
しゃくりしゃくりという小気味良い食感とともにみごとにこま切れとなり、甘辛さとごま油の風味を残してさわやかに消えて無くなります。
たっぷり盛られたほうれん草は、スープ、麺、鶏ハム、メンマという主役たちの個性味と巧みに溶け合い、味のバージョンアップを楽しませてくれます。
さて至福のどんぶりも半ばを過ぎ、海苔の存在が気にかかり始めます。
海苔にたっぷりとスープを染み込ませ一口大に丸めてレンゲで口に流し込みます。
・・・。
スープの香ばしさとねっとりした甘みに海苔の香りが一気に溶け拡がり、お互いの旨みを引き立て合い、その濃厚な旨みがヴェールとなって味覚系を包み込みます。
ここで、すかさずあつあつごはんを一口ほおばります。
するとスープと海苔の濃厚なヴェールは、ひとつの完成された調味料であるかのようにあつあつごはんを迎え入れ、噛めば噛むほどごはんの甘みを増す一方、あつあつごはんは濃厚ヴェールの旨みを強調する、いわば旨みスパイラルとなります。
大人げなく、海苔のトッピング追加したくなります。
海苔の主役級の活躍でさらに食が進み、気がつくとスープの最後の一滴まですすり干していました。ごちそうさまでした。

今回ご紹介したおすすめのしょうゆ白湯らーめん(こってり)700円のほか、しお白湯らーめん(こってり)、しょうゆ清湯らーめん(あっさり)、しお清湯らーめん(あっさり)、白湯坦々麺などがあります。ドリンク、サイドメニューも充実。
是非一度ご賞味ください。

らーめん とりひろ
場所
:有楽町線平和台駅北口から環八通りを254号線方面(東)に300mほど行った右側

電話

:03-6906-4474
営業時間
:ランチ  11:30~14:00
ディナー 17:00~翌4:00(L.O.3:00)
座席
:テーブル席4(座敷)
カウンター席8