身代金を目当てに誘拐したのは……キツネザル

  by 香椎みるめ  Tags :  

アメリカ・ミシシッピ州は、一風変わった誘拐劇の舞台となった。犯人の名はジェームズ・エドワード・ウェルボーン・ジュニア。民家に侵入し、TVとペットのワオキツネザル(2歳)を持ち去った。

キツネザルの世話に困ったウェルボーンは、何も事情を知らない妹に一時的な世話を託した。その際の説明は「アフガニスタンに派遣されている友人から預かった」というもの。その友人はウェルボーンの共犯で、彼に代わってキツネザルの飼い主から身代金をふんだくる“連絡役”の役割を担っていた。

飼い主は“愛猿”を取り戻すために懸賞金を設定するなどして世間に呼びかけた。ウェルボーンの妹はニュースで事態に気づいたが、兄はキツネザルを共犯の友人に渡した後。ただ、警察は「キツネザルを連れている男を見た」というタレコミから友人を盗品所持で逮捕し、それからウェルボーンも御用に。

1,500ドルの価値があるとされるキツネザルは無事で、すぐに飼い主の元へ送られたとのこと。ミシシッピ州ジョージ郡の保安官は「身代金目的でサルを誘拐するなんて郡内で初めてだろうね」とコメントしている。

画像: キツネザルの誘拐とその後の顛末を伝えるニュースサイトのキャプチャー
http://en-maktoob.news.yahoo.com/blogs/sideshow/man-suspected-stealing-lemur-holding-ransom-arrested-220344021.html

香椎みるめ: フリーのライター、英日翻訳者、校閲者の三刀流。平成生まれ。性別は秘密。ウェブマガジン「GIGAMEN」で10年、計1890本以上の記事を執筆。サッカーの観戦記から始まった物書き屋は、「Yahoo!ニュース」や「ガジェット通信」に掲載された経験も活かしつつ、今は日本市場へ参入する海外企業の皆さんとタッグを組みながら、ありとあらゆる「文字を書くお仕事」をこなす日々。

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