サラダは嫌いですか?今やサラダは主食だ!「WithGreen」の本当に美味しいサラダで食事してみた

  by 古川 智規  Tags :  

サラダボウル専門店を運営するWithGreenは、2023年2月28日(火)まで今だけの季節限定サラダを販売している。今回のサラダは『四川風麻辣ミンチと古代れんこんのサラダ』と『ハーブチキンとゴロっと冬野菜のデリサラダ』の2種類が販売されている。

同社では栄養価の高い国産野菜のみを使用した、毎日食べたくなるサラダボウル専門店だ。「主食」をキーワードに一杯で満足できるサラダボウルを提供している。同社のサラダボウルは日本の農家が大切に育てた食材を、野菜の特性に沿ってカットし、バランスよく組み合わせている。通常メニューの8種の他に、好きな野菜を選んで作る「カスタムサラダ」も用意されているので組み合わせは自由。また全メニュートッピングを自由に変更できるため、気分や好みに合わせたサラダを食べることができる。

ところで、サラダや野菜と聞いて「わざわざサラダは食べないなぁ」とか「青虫じゃないんだから」と日ごろから感じている方は多いと思われる。仮に体にいいとしても、医者に言われても、それでも積極的に食べない方は多いだろう。
記者も「わざわざ金を払って野菜盛りを食べることはしないなぁ」という感覚だった。しかし正直な話だが変わった。考えられる理由は後述する。

好きなものを!

メニューから好きなサラダを選んだら、ドレッシングを選択する。10種類以上あるので好きな味を選べばよい。

サラダのメニューも多いが、嫌いなものは素直に嫌いと言えば除くこともできるし、入れ替えることもできるし、追加することもできる。後述するが丼のようなサラダにもできるし、肉系をたっぷりと加えることもできる。とにかく、普段からサラダを食べない方は好きなものだけを選んでいくのも重要だ。嫌い(だと思い込んでいるだけかもしれないが)なものを最初から無理に食べる必要はない。

古代れんこんって何?

ところで、今回の期間限定メニュー2種に使用されている「古代れんこん」とは何なのだろうか。奇跡的に発見され、1粒だけ発芽した 2000年前のれんこんの存在に魅せられた千葉県成田市の農家有坂さんは、「蓮という植物の生命力と、古代のロマンが伝わるようなれんこんを作りたい 」という想いから、在来種の味を10年かけて再現したれんこんを『古代れんこん』と名付けた。

日本農業大賞、農林水産大臣賞を受賞したこともある『古代れんこん』は、普通のれんこんと違い、かみごたえのある、もっちりとした食感が特徴だ。 また甘みと香りのバランスが良く、れんこん本来の風味を楽しめる。カットするとタンニンのために断面が次第に紫色に変色するイメージがあるが、『古代れんこん』の断面は時間が経っても白くみずみずしいままだ。生で食べても梨のような甘みと食感があり、ほとんどアクを感じないという特徴がある。
実際に食べてみた。イートインスペースがあるので店舗で食べることが可能だ。また注文する際にドレッシングとサラダを和えるかどうかの指定ができるので、すぐに食べる場合は和えてもらうといいし写真を撮りたい方や野菜を1品ずつ楽しみたい方は、盛り付けをしてもらうとよい。

ハーブチキンとゴロっと冬野菜のデリサラダ

「ハーブチキンとゴロっと冬野菜のデリサラダ」は、鶏胸肉を特製スパイスで味付けしたハーブチキンに、大きめにカットした旬の冬野菜をふんだんに入れた。主食にもおかずにもなる“デリサラダ“だ。スープはオプションで日替わりだ。

サラダを食べる習慣がない方は、とりあえずカロリーや栄養などは無視して味を楽しむのが最優先だ。意外にも肉が大きく多く、サラダとはいえ肉を食べているような感覚がこれまでのサラダの常識を破る。
肉はサラダの添え物ではなく、「同等」に入っている具材だと思える。どちらも主役なのだ。

四川風麻辣ミンチと古代れんこんのサラダ

「四川風麻辣ミンチと古代れんこんのサラダ」はピリ辛四川風の麻辣ミンチと、古代れんこんの風味や食感が楽しい。大人気の黒酢玉ねぎドレッシングがおススメ。
こちらには玄米が入っていたので、まるで丼物だ。実際にはどのサラダにも加えることができるので、その気になれば肉と玄米と野菜で自分好みの丼をつくことも可能だ。

このようにして自分好みの丼やサラダを食べていると、野菜そのものが美味しことに気が付く。そうなればシメタもので、徐々にいわゆるサラダ化していけば栄養たっぷりの健康にもよい野菜を多く摂取することができる。何度も言うが、無理に野菜モリモリである必要はない。

日替わりで1種類しかないがスープもある。この日はミネストローネで大当たり!記者が好きだからという理由だけなのだが、具沢山というか、具しか入っていないミネストローネはまさに食べるサラダだった。

テイクアウトは別の楽しみも!

通常メニューで最もオーソドックスで人気のある「ハーブチキンと彩り野菜のサラダ」をテイクアウトで注文した。昼に店舗で上記のサラダを食べて、家に帰ってから夕食にもサラダを食べようというのだからはまってしまったのかもしれない。

和えずに美しく盛り付けした状態でテイクアウトとした。
家に持ち帰って夕食の時間までしばらくあるので、混ぜてしまうよりは食べる直前に自分で混ぜようと考えたからだ。

開封するとこんな感じだ。数時間経過しているにもかかわらず、サラダはみずみずしいまま。そしてやはりでかい肉がゴロゴロしている。

食べ方は自由だが、正しい食べ方はドレッシングをかけて一度ふたを閉める。

そうしておいて、豪快に容器を振る。なるべくドレッシングが絡むように力任せに振るのではなく、底から上に野菜が移動するように振ればまんべんなく和えることができる。

出来立てよりも少しばかりしんなりとして、これが食べやすい柔らかさになる。丼の要領で5分でかきこんでしまったくらいだ。

ちなみに容器はかなり大きくて深いので、相当の量があることがお分かりだろう。食べ応えは肉の大きさと量も相まって十分だ。サイズはS・M・Lの3種類だが、店舗ではSサイズにスープを付けて昼食メニューにする方も多いという

野菜やサラダが嫌いな理由は、幼少期から美味しい野菜を食べてこなかったという理由が多そうだ。しかし、こうして美味しさを中心に選択して食べていけば、そのうち好きな野菜が増えてくるはずなので徐々に好みに応じて好きなものを食べるとよい。基本は「好きなもの」からスタートして、主食たる「ごはん」になるサラダをまずは1食分食べてみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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