「ピザハット」は2023年で日本上陸50周年を迎えまる。“いつだって想像以上。” というブランドスローガンをかかげるピザハットは、そんな記念すべき節目の年にさらなる想像以上の体験をとの想いから、記念第1弾となる新商品「カズレーザー・ミラクル8(エイト)」と「カルツォーネMY BOX(マイボックス)」を1月10日(火)より発売している。
何やら変わったもののようなので食べてみた。
カズレーザー・ミラクル8
「カズレーザー・ミラクル8」は、世界に先駆けてピザハットが発売した生地の“みみ”の部分にチーズを巻き込んだ大人気商品「チーズクラスト」に4種類のフレーバーを加えてアレンジすることで、4種の「みみ」と4種のトッピングを合わせて8種類もの味を一度に楽しむことができる、“みみ”にこだわるピザハットならではのピザだ。
見た時には、「なんだ2ピースずつの4種類じゃないか」と思ったのだが、「みみ」が違うので要するに全部のピースが違う味ということになる。そうなると一人で全部味わいたくなるのが人情というものだ。
ピザハットのピザは特にパン生地はそのままでも十分美味しいのだが、それをさらに昇華させて美味さと変化を楽しむことができるので、ぜひとも「独り占め」して食べたい。
カルツォーネMY BOX
「カルツォーネMY BOX」はのおひとりさま専用ピザセット「MY BOX(マイボックス)」の新商品で、イタリア生まれのとろ~りチーズのつつみ焼きピザ“カルツォーネ”と、あつあつのグラタン&ポテトをお好きな組み合わせで楽しむことができる、冬にぴったりなセットだ。
ピザハットのポテトは香ばしくてカリカリで美味しいのはご存じのことなので、いつもの美味しいポテトとして今さら説明の必要はないだろう。
グラタンとカルツォーネは複数の中から選択できるので、組み合わせは60通り。(一部追加料金が必要)
このグラタンは「もう少し食べたい!」というギリギリのラインなので、美味しさも相まってあっという間に食べ終わる。ちょっとポテトでもつまみながら一息入れる。
表面だけがガチガチに焼かれていて、中身はトロっとしたグラタンの王道を行く。かなり熱いのでやけどに注意だが、寒い冬にはぴったりだ。
そしてカルツォーネは油を通さない紙にくるまれていて、半分に簡単に割れるようになっているので食べやすい。
2つに割ると中からピザの具材がとろりとあふれる。底面がピザ生地でそれを包み込むように生地が焼かれている。要するに折りたたみピザだ。
見た感じはミートパイのような感じなのだが、食べてみるとやはりピザだった。
ピザハットのピザは表面が油で揚げられているような香ばしい生地が特徴なので、カルツォーネも同様に外側の表面は油が付いている。これが生地を香ばしく焼き上げ、中身を密封して閉じ込めて冷めにくくする。片手で手に持って食べることができるので手軽かつ食べ応えがある。グラタンの「もう少し!」をカルツォーネがカバーするので、BOX全体としては十分満足できる量ということだ。
大きなピザをお一人様で注文するのはなかなか勇気がいるが、これならば多くのメニューからの選択で、少量を複数食べることができるので、満足度が桁違いだ。
※写真はすべて記者撮影